
3月14日、お市の方さまから「
青谷の豆腐」が届きました。肝心の先生はご不在です。上海出張の最終日で、たぶん義理チョコのお返しなどを買ってらっしゃったのでしょう。のんきなものですね。日本では大震災で、コンビニからホワイトデーの品々がいっせいに消えてしまって、「宴会」の類はいっさい自粛。大学の先生方の送別会も中止となったと聞いています。
16日、ゼミのみんなでゼミ室の大掃除しました。これまで研究室を引っ張ってこられたエアポートさんや部長さんがゼミ室から消えてしまうことが今でも信じられません。先生は部屋で「極」という麻雀ゲームをやっておられるようでした。あんなに散らかった部屋、なんで掃除しないのでしょうか・・・困ったものです。
モノが減って視界が増したゼミ室で「湯豆腐」をいただくことになりました。もちろん青谷の湯豆腐です。まずは昆布で出汁をとりました。まんべんなくカット昆布が漂っており、「入れすぎだ」との注意をいただきましたが、鍋から昆布の香りが・・・そして、出汁もよくでてきたところで豆腐を鍋へ。早く食べたい気持ちを抑え、次いで小松菜やキノコなどを添えていきます。

この日は「新酒」もそろっていました。先週末、タクオさんが平田に調査に出かけたところ、ちょうど「新酒祭」をされていて、何本かいただいてこられたのです。湯豆腐が完成したら、出雲の新酒で、まずは乾杯。この日は吹雪で、雪が降り、寒かったですが、新酒と湯豆腐で体は温かくなりました(被災地の皆様には本当に申し訳ないと思います)。熱々になった「青谷の豆腐」はとても美味しかったです。鍋の中に具材が浮いている時間は短く、すぐになくなってしまい、春菊などの新しい食材の投入が続きました。最後は讃岐うどんと摩仁山でいただいたかき餅です。ほんとに美味しくいただきました。

それから上海のおみやげをいただきました。卒業生の男子にはネクタイ、女子にはスカーフです。シルク製だそうです。わたしはポーチをいただきました。刺繍で鳥や花などが描かれている綺麗な柄のポーチです。上海の路地(里弄)を描いた画家の絵も3枚購入されていて、うち2枚はタクオさんの研究室に飾ることになりました。その絵を切り絵にした絵はがきも見せていただきました。細かいところまで表現してあってすごいと思いました。食事も終わりになるころ、先生は「倉吉の眞田さんの退官を祝う寄書を作ろう!」と提案されました。それから、お茶を飲んだり、クッキーを食べたりしながら、寄書を作成しました。

その後、先生は「極」の画面に戻られ、学生たちはトランプで盛り上がりました。
卒業式まで残りわずかで、先輩方といれる時間もあと少しなのでさみしくなるなと思っていました。卒業式前にこうしてみんなで楽しく食事ができて良かったです。(ヒノッキー)


↑オーセンティックなホワイトデーですね。こんな夜には、ダイアナ・クラールに癒してもらいましょう・・・
- 2011/03/17(木) 06:16:17|
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