
4月21日(木)。竹中工務店のS所長とOさんにお越しいただき、13講義室でプロジェクトの概要を説明していただきました。市街化調整区域のさとに地区を、医療と福祉のエリアに変えていく構想をよく理解でき、地区計画の突破口としての古民家再生の意義も分かりました。ありがとうございます。
来週28日は、いよいよ里仁地区を訪問します。行程は以下のように決まりました。
午後3時: さとに田園クリニック 集合
①クリニック視察
②ぶらり村歩き:田園と路地・風景の視察
③古民家訪問
さらに、学生諸君には課題をだしました。来週までに、「医食同源」もしくは「薬膳」に係わる文献を各自1冊以上借り出して読んでおくこと。その1冊は、次の授業にもってこないといけません。授業後、さっそくメディアセンターに文献探しに行ってもらいました。
このプロジェクトに関連する分野は多岐にわたり、
・農業(田園活用) ・風景 ・料理 ・建築とインテリア ・医薬
などの項目を複合的に考えていかなければなりません。わたしは、以上の要素に加えて、「音楽」が重要だろうという指摘もしました。クリニックの控え室で、患者さんたちの神経を落ち着かせるようなBGMが必要であるように、薬膳料理をふるまう古民家のレストランでも、その空間とメニューにふさわしい音楽が流れているべきでしょう。それもプロジェクトのあいだに考えていかなければなりませんね。
この曲の次にでてくる「僕は一寸」もあわせてどうぞ。「僕は一寸」は高田渡に捧げた曲のようですね。
また、もうひとつ提案をしました。学生が薬膳と係わる作物を一株植えて、7月の発表会に間に合うように薬膳メニューに取り入れようという提案です。じつは、週末に奈良で13株をプランターに植え込んだばかりなんですが、学生諸君にも、健康によい作物を育ててもらいたいんです。うまくいけば良いですけどね。
- 2011/04/24(日) 00:00:20|
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