豆蔵人 GW初日の夕方、患者と二人で大覚寺の「豆蔵人」という喫茶店を訪れたんですが、6時をすぎていて、カフェは終わってました。ただ、豆の販売は7時までだったので、2種類の豆を買って挽いてもらい、1袋は鳥取の下宿、1袋は奈良の実家にもって帰ったのです。
「豆蔵人」と書いて「マメクランド」と読みます。アワクランドとひっかけてるのかな? ちょっと理由がわかりません。場所は吉成「
ペースノート」の斜め対面です。
GWのあけた昼下がり、久方ぶりの雨から逃れるように、一人で「豆蔵人」を再訪。客はほかに一人だけいて、マスターが相手されてました。カウンターには奥さんがいる。短時間だっだけど、おしゃべりしまくりましてね。変な客だとあきれられたでしょう。
この日のスペシャルコ-ヒー、ペルー産の「アルト・アマゾン」を注文しました。オーガニックです。美味しいな。やはり手入れのドリップです。これまで鳥取で飲んだコーヒーではいちばん美味しいかもしれない。素直にそう思いました。近所の焼肉屋「
たけちゃん」と同様、素材にこだわってますね。
店を経営するご夫婦は大阪の方です。平成8年だったか、今から8年前だったか記憶が定かではないんですが、鳥取までやってきて「豆蔵人」を開店したんだそうです。だから、ごらんのとおり、昭和の喫茶店の匂いはしませんが、マスター曰く、「経営者は昭和の匂いをぷんぷんさせてるんですがね」とのこと。わたしの家が奈良にあることを告げると、「奈良はコーヒー豆の世界ではあこがれの場所」だと奥さんが言われる。そうかな・・・そんなコーヒーの美味しい店、いままで入ったことないけどね・・・・でも、そういえば、娘が母の日に「ならカフェ」という本を母にプレゼントしてたな~ 「ならカフェ」を丁寧にいうと「おならカフェ」なんちゃって、だはは。

ボサノバの雨の昼下がりでしたね・・・

店には、多種多様なコーヒー豆が棚にずらりと並んでいます。ミルやら、マグカップやらのグッズも揃っている。そのマグカップが澳門(マカオ)でみたデザインと似ていたので、ポルトガル製だろうと思ったのですが、「ポーランド製」でした。あか抜けたデザインで、買いたくなったんだけど、ちょっと値がはります。前夜、タクオとヒノッキーに「カバ」でゴチしたので、諦めざるをえませんでした。
音楽はボサノバ。南米のコーヒー豆を飲ませてくれるんだから、ボサノバでぴったりです。ところが、「有線」だっていうんだな。駄目ですね・・・リピーターの多い店のマスターはみな音楽にこだわりをもっていることをさんざんお話ししました、奥さんに。CD貸してあげようかな?
ともかくコーヒーが抜群に美味しいお店です。ぜひ足を運んでください。音楽については、わたしがこれから指導してあげましょうかね、ぐふふ・・・
下宿から歩いて5分。週末の暇つぶしには最適のサテンをみつけて、嬉しくなった昼下がりの雨の日でした。

女性ボーカルによるトム・ウェイツ・カバー集が(Ⅲ)まででているようですが、どうやらCDでは入手できない模様・・・
- 2011/05/13(金) 00:00:08|
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