
5月12日(木)。ゴールデンウィークも明け、プロジェクト研究4回目で再び里仁地区を訪問しました。今回はまず、このプロジェクトのメンバーでどんな分野に興味があるのかアンケートを取り、3つのグループになるように仮の班分けをしました。その3つとは「ガーデニング班」「むらおこし班」「民家・庭実測班」です。そして、さっそくそれぞれの班に分かれて行動しました。
むらおこし班の活動 ぼくは政策経営学科なので「むらおこし班」になりました。「むらおこし班」はまず、何かむらおこしに役立てられそうなものを探すため民家周辺を散策しました。そこで、ぼくらか気付いたのは、周辺道路は市街地などへのアクセスのため交通量が多いこと、雰囲気の良い狭い路地(↑)が多くあることです。このことから、今後料理教室などを展開していく上で通い易さはどうか、看板の設置はどうするかなどの点について考えましたが、自分たちだけの地区計画では実現性が低い上、鳥取市の都市計画の方向性も考えていかなくてはならないという大きな課題が見つかりました。加えて、この狭い路地を拡幅していくのか、今後高齢者が増えていくのでどういった点に気を付けていくのかなども考えていきたいと思います。

具体的な案を出していくのは、今回の訪問ではまだ準備が足りないので、ぼくたち「むらおこし班」は次回までに鳥取市の都市計画図と行政の資料を用意することにし、続いて民家の裏庭にある植物の採集をすることにしました。まず、約1メートル四方に範囲を限定して、そこでみつけられる植物をサンプリングし、鑑で植物名を同定し、実際に食べられそうなものか調べ、サンプリングしたものを雑誌に挟んで押し花にし保管することにしました。わずか4種しか見つけることはできませんでしたが、そのうちの一つは「ノラニンジン」ではないかと思われます。食用に適しているかどうかはまだ調べなければわかりませんが、もし
食べられるものであるならその調理法など、どのようにしたら美味しく健康的に食べられるか考えていきたいと思います。先生からは、来週からドクダミ茶を作ってみてはどうかと言われました。ドクダミ茶は味に癖があるようですが、びわの葉の茶葉とブレンドすると、ビワの葉の甘みで飲みやすくなるそうです。ドクダミには解毒作用があるらしいので是非試していきたいと思います。(環境政策経営学科キム3号)

↑ノラニンジンの花。 ↓ノラニンジンの根と茎葉

ガーデニング班の活動 続いて「ガーデニング班」の活動を報告します。先生が買ってきたくださった苗をOさんの畑の一部に植えさせていただくことになりました。まず、畝(溝)を掘りました。ミミズがたくさんいて、とてもいい土でした。苗はトマト、アカジソ、トンガラシ、パプリカ、パセリなど12種類。ゴーヤ、ズッキーニ、ヘチマは蔓が長くなるので軒下に仮置きし、来週プランターに植えることになりました。モロヘイヤとオクラの種を学生のY君がもってきていて、畑に蒔きました。大きくなった野菜を夏に食べるのが楽しみです。
来週までの課題として、苗の傍に立てる竹を大学の裏山から切り取ってくることになりました。また、「むらおこし班」が述べたように、次回はドクダミ茶とビワ茶を作ることになりました。自分たちの手で色々作り上げていき、とてもやりがいがあり楽しいです。出来るだけ費用をかけずより良いものを作っていきたいと思います。
「民家・庭実測班」の活動は多岐にわたっており、翌金曜日にも続けられたので、K君が後日詳しくレポ血することになっています。次回からはよりアクティブな活動になっていくと思われるので、一層気合を入れて頑張りたいと思います。(環境マネジメント学科KN)

「赤い鳥」は日本のペンタングルでしたね。変な方向に進んでしまいました。ぶれないで欲しかった。
- 2011/05/15(日) 00:56:40|
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