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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

福岡でも、満員御礼!

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 ひさしぶりに県外での講演をこなしてきました。5月21日(土)午後1時半から福岡市埋蔵文化財センターで開催された考古学講座「住まいと暮らしのうつりかわり」第1回でして、ごらんのとおりの大盛況。講義室を縦に2室ぶちぬきまして、モニターは正面の大スクリーン以外に、後ろの部屋に2つのTVがセットしてあります。まるで、カラオケ・スナックのようだね。
 わたしは地声が大きいので、大学の授業でもマイクを使わないのですが、今回の会場は縦に長すぎてマイクを使わないと後ろの部屋では声が聞こえないんです。最初、マイクのトラブルがあったもので、地声でいこうとしたのですが、無理でした。ちなみに、入場者は140名とのことです。

 講演の題目と構成は以下のとおり。

 弥生時代建築の実証的復元 -竪穴住居と掘立柱建物

  1.焼失竪穴住居の復元 -縄文から弥生まで
  2.青谷上寺地遺跡の建築部材と復元研究
  3.纒向遺跡で出土した建物群の復元 
    -青谷上寺地の建築部材による応用研究

 話題として、当初要請されたのは「竪穴住居の起源と復元」のような内容でした。いまから10年ばかり前、福岡市糸島半島の傾斜地で発見された大原(おおばる)D遺跡の焼失住居SC003の調査指導と復元に係わった経緯があるからです。焼失住居SC003は縄文草創期に遡る最古級の焼失住居跡でして、復元研究がなされたという点では、おそらく縄文時代最古の遺構でしょう。ですから、もちろん最初に大原Dの話をしました。下の写真はSC003の遺構写真を示して説明していることろです。

0520福岡02講義01


0520福岡03大原02


 さて、ここは九州です。北九州。講演前に探りをいれてみたところ、「九州に邪馬台国があると思っている人はそんなに多くない」とのことでしたが、会場にどんなマニアがきてるかわかりませんからね。ここは慎重に臨まないといけない。主催者側からのアドバイスもあり、1時間話したらブレイク(休憩)をいれようということになりまして、予め「わたしは纒向を邪馬台国だと言いに来たわけではありませんが、纒向の話なんぞ聴くのも嫌だと思われる方は休憩のあとにお帰りになったほうがよろしいかと・・・・」と申し開きをしたんです。軽い笑いを頂戴しましてね。会場はずっとなごやかなムードでした。

 さて、休憩が終わって、講演を再開。だれも帰ったりしておりません。あいかわらず、会場はすごい熱気に包まれたままです。暑くてジャケットを脱ごうかとも思ったのですが、まぁ辛抱して、水を飲みながら話し続けました。最後、調子にのって、「卑弥呼さんの研究をしていったら、天照大神がイメージされてきて・・・」などと口を滑らせてしまい、ここはホカノ君のテクニックを借りて、ボソボソと話題を濁らせフェイドアウト。無事講演を終えました。
 大変な拍手を頂戴しましてね。これまでいただいたことがないほどの盛大な拍手でした。喜んでいただけたとしたら嬉しい限りです。わたしも楽しかった。ありがとうございます。

0520福岡03大原01  講演後、聴講者のみなさんは別室に保管してある大原D遺跡SC003の「はぎ取り」を見学されました。一般来場者の見学後、わたしは所長さんや、大原Dの担当者だったIさん、講演会をコーディネートしてくださったHさんたちとともに「はぎ取り」をみました。ほぼ10年ぶりの再会です。現場では小さく感じた焼失住居が部屋のなかではものすごく大きく感じました。直径は4m余りなんですが・・・いつかきちんと展示公開されることを願っています。




帰路、大原D遺跡の担当者で一緒に研究したIさんがセンターから博多駅まで送ってくださったんですが、車内で流れてたのがスティーリー・ダンでして、音楽でも意気投合だ・・・なんとライブを3度も見に行ったんだそうです。わたしはCDとDVDをもってるだけなんですが、Iさんの方が筋金入りだね。いろいろ映像を探したんですが、スティーリー・ダンの音楽性が高いのは当たり前なんだけれども、なにぶんフェイゲンもベッカーも見栄えがわるい。楽しみはバックコーラスのお姉さんたちぐらいなもんで、ライブ映像は諦めました。上に貼りつけた「ドクター・ウー」は初期の名作。わたしがいちばん好きな曲です。

  1. 2011/05/27(金) 00:20:18|
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