
6月16日は生憎の雨でした。梅雨に入り、じめじめとした天候が続きます。皆様体調を崩されないよう、お気をつけください。
雑草抜きから想うこと さて、6月16日、ガーデニング班はまず、毎週恒例の「雑草取り」から始めました。畑に到着して、まず驚いたのは「モロヘイヤが予想以上に成長していたこと」です!!
先週、先々週の雑草取りでは「モロヘイヤの新芽の画像」をみながら、雑草を取っていましたが、正直見分けがつきませんでした。しかし、今回は交互に大きな芽が出ていたこと、さらにその芽を「モロヘイヤの新芽の画像」と照らし合わせたところ、ほぼ一緒だったこと等の理由から、その芽をモロヘイヤと判断しました。まだ、芽が出ていない株もあることから、念には念をということで、モロヘイヤの新芽を判別しながら、雑草取りをおこないました。
先週から食品・ガーデニング班の一年生女子2名が「池田家鳥取藩の薬膳料理」について調べるため、市立図書館へ行き、様々な文献を読んで、調べています。以前は4人でやっていた雑草取りですが、先週から2人で雑草取りをやり始め、急激な疲労感と予想以上の時間経過に驚愕しました。しかしながら、一年生女子2名が必死に池田家鳥取藩の薬膳料理を調べているのだから、俺らも頑張ろうという気持ちで、ひたすら雑草を引っこ抜きました。以前、あまりにも水が足りなかったのか、枯れてしまった植物がありましたので、天候は雨でしたが、念のため水やりもしました。
現時点で、モロヘイヤとオクラの発芽率は50%ほどです。残り50%も発芽するように祈りながら、これからも雑草取りと水やりをするつもりです。また、畑で小さな実をつけている草がありました。ぼくは以前から雑草取りをしていて感じていたことがあります。それは、「この畑に生えている雑草が食べれたらいいのに」ということです。さすがにすべて食べることはできないとしても、中には食べることができるものもあるかもしれません。小さな実をつけている草も含め、来週は畑の草にも注目し、もし食べることができる野草であれば、効能等も調べたいなと考えています。

樹種鑑定の快感 畑作業終了後、Oさん宅へ移動し、庭園の樹木鑑定をおこないました。今までの樹木鑑定では、図鑑で「葉はこの植物の写真に似てるけど、花が写真と異なる」という事態や「本来、葉の縁がギザギザしているはずの植物が、実際はギザギザしていない」という事態がありました。このことから、少々時間はかかりますが、絶対にこの種類と分かる植物以外は「葉の形、葉の色、幹の色、幹の柄、花の形、花の色」等を総合的に見て、図鑑を片っ端から探し、その植物の種類を特定するといった方法を取りました。ぼくはこの方法が意外と良いことに気がつきました。樹木鑑定をしている時、やむを得ず分からなかった種類は時間の都合上、とりあえず保留という形を取っていました。僕も分からない植物がありましたので、とりあえず無視して他の樹木を鑑定していました。そのとき、「あれっ、この葉の色と形、どこかで見た覚えがあるぞ」と思い、とりあえず無視した植物のところに戻ると、図鑑に載っていた植物とその植物が一致しました。このときのなんともいえない感動は今でも覚えています。改めて、樹木鑑定が楽しくなりました。樹木鑑定はガーデニング班の2年生2名と建築班の4年生1名の計3名で行ったので、ほぼ完成に近いといえます。また、頼もしい助っ人として、庭園・造園に詳しいN教授先生が近々参戦されることになり、わたしたちの鑑定をチェックしていただきます。
次週(6月23日)は畑作業の後、樹木鑑定がすでに終わっている場合、庭園の野草調査に挑みます。薬草の中には腎臓に効果的なものもあるみたいなので、その薬草を見つけだせるように精一杯がんばります。(環境マネジメント学科2年YK)
<<次回目標>>
薬草という名の野草を手に入れろ!!!

↑建築班は屋敷と集落のビデオ撮影をしてまわりました。
- 2011/06/22(水) 00:00:45|
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