オープンキャンパス2日めは、わたし一人が研究室に残りましてね。学生たちは朝から平田の調査に向かいました。昨年までなら、一人残っているだけでなんにも問題なかったんです。研究室公開と言いつつ、訪問客はごくわずかで、内職三昧のオーキャンだったんですが、今年からはそういうわけにはいきません。
学生が不在だと「かき氷」係がいなくなるんで、前日、出前で「かき氷」をさしあげたE先生の研究室に依頼して、いざとなったらそちらの学生さんに氷を掻いてもらおうと思ってたんですが、よくよく考えてみると、かき氷にこだわる必要はない。アイスクリームを買いそろえておけばいいや、と思い直した次第です。
かき氷は時間稼ぎに抜群の効果があります。お客さんが来て、手動で氷をかいて、それを食べる時間をみると、ゆうに半時間以上かかる。昨年まで最強の武器でした。オーキャンに来る学生さんとじっくりじっくり話すことができますからね。アイスクリームの場合、食べて終わりだから、時間が稼げない。でも、今年はそれで良いんです。なにぶん来訪者が多いから、次々に高校生が来室します。2日めは2時間半で6組相手をしました。みんな県外者でして、いちばん多かったのは岡山県ですが、遠くは豊橋や三重から列車を乗り継いできた方もいました。三重の男子校生は麗しきお姉さんと一緒で、最初はカップルだろうかと思ったんですが、その姉さんは夏休みで東京の学校から逃げ帰ってきてるんだそうです。放射能汚染は、東京どころか、すでに三重にまで及んでいると嘆いてられました。太平洋側に比べると、鳥取は安全だと思うのですが、実態はどうなんでしょう?
というわけで、本学始まって以来の大盛況オーキャンが終わりました。
夕方、オーキャン中にできなかった「内職」をしこしここなし、夜中になって松江に移動。水郷祭の日曜日でして、街は浴衣で溢れておりました。じつは、その前夜は鳥取が「しゃんしゃんウィーク」スタートの土曜日で、やはり浴衣姿がちらほら・・・ぱっとみれば数万円しそうな浴衣が、今ではネット通販で数千円だそうです。その浴衣に生ビールの泡が吹きとんだ。ランドリーに出すしかないわね。
- 2011/08/09(火) 00:00:44|
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