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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

津野の雪

 昨夜、ノビタと西河(♂)があいついでメールをくれた。鳥取県積雪情報観測システム「とっとり雪みちNavi」http://www.infosakyu.ne.jp/sekisetsu/というサイトがあって、パソコンだけでなく、携帯からもアクセスできるようになっているという。積雪情報とともに、定点カメラが撮影した峠の写真を刻々と映しているのだ。画面に映る志戸坂峠は真っ白、積雪量は7日深夜で95㎝を越えていた。
 8日の朝、このサイトを覗くと、画面に車の轍がはっきりみえた。轍の部分だけ路面が露出しているのである。西粟倉荘のアワクランドにも電話してみたところ、スタッドレスを履いているなら通行に問題はないだろう、とのこと。あとは陽の高くなるのをまつだけだ。
 志戸坂峠を越えたのは午後2時ころで、路面に雪は消えていた。除雪と融雪装置のおかげであろう。じつにスムーズにワゴンRは峠を越え、智頭もすぎ、用瀬に至ってから、橋を左折した。佐治町津野のワイフの実家へと年始に向かったのである。

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 ここから事態は急変した。森坪から加瀬木あたりまで、道路は圧雪状態。先が思いやられたが、加瀬木から津野に上がる農免道路はきれいに除雪されていた。アストロパークや林泉寺があるからなのかもしれないが、除雪車が優先して雪かきしてくれたのであろう。また、道路の各所に融雪装置を設けている。ただし、田畑や集落を覆う積雪量は尋常でない。ビニールハウスの頭がわずかに顔をだしている程度だから、たぶん150㎝前後。若桜や智頭では200~300㎝も積もった山間部があると報道されているが、津野も相当なもので、集落に入ると、どの家の男たちも屋根にのぼって雪おろしをしている。

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 夕方、田園町の宿舎にもどった。クリスマスのころに比べると、雪はあきらかに少なくなっている。雪かきもたいして苦にならない。奈良から買ってきた水撒き用のホースを風呂の蛇口に取り付けて、摂氏40度の湯を噴射したら効果があった。これは結構使えそうだ。



 深夜、NHKアーカイブで「永平寺」という番組を放送していた。中国やタイの知人から、よく「日本の仏教は仏教じゃない」と揶揄されたものだが、永平寺だけは別格である。明恵の高山寺もそうかもしれない。その厳しい修行の姿は、妻帯や肉食や般若湯を許されている他の宗派とは訳が違う。恐ろしいほど厳しい戒律を徹底している。精進料理と言えば、いまや「美食」の代名詞にすらなっているが、永平寺の「典座(てんぞ)」は質素そのもので、入山した若い僧(雲水)は1週間以内に栄養失調で必ず脚気になるという。わたしたちの調査した林泉寺は、永平寺の流れを汲む曹洞宗の禅寺である。永平寺に負けないくらい大雪の山里で、どのような修行がおこなわれているのだろうか。ご住職は永平寺で修行されたのだろうか、ずいぶん気になった。ちなみに、ワイフの実家は林泉寺の檀家である。
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↓用瀬に下ると、雪は一気に少なくなる。三角山も、これぐらいの雪なら登れそうだ。
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  1. 2006/01/08(日) 20:48:02|
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