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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

ルアンプラバンの夢(Ⅱ)

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黒いマミオ

 町ごと世界遺産のルアンプラバンはラオス第一の観光地になっていて、立派なホテルに泊まっています。おかげで、ネットも難なく接続したんですが、まだちょっとレポートを書く元気はありません。
 猫の多い町です。

 空港から直行したレストランで、まず2匹の黒猫をみつけた。ごらんのとおり、上品な猫です。すらっとして、柳腰で、色気がある。「おまえなしではいきていけない」にでてきた向田邦子のマミオ(正式名称はマハシャイマミオ)は銀色のコラット種でしたが、こっちは黒猫で、おまけに1匹は鼻まで黒い漱石の福猫にも似ている。食卓の下で戯れる猫に、ディッシュの食材を落としながら、

  「日本に連れて帰りたい」

と従業員に告げると、「どうぞ、どうぞ、うちには10匹いるので、1匹ぐらいかまいませんよ」と来た。わたしは真剣に、何度か「日本に連れて帰ろう」と口にした。

  「名前は何というの?」

と訊ねると、「ミアウ」だという。早晩気づきました。この名前は個人名ではない。日本人が猫のことをニャーと呼ぶのと同じですね。ミアウは猫の鳴き声であり、転じて、猫の一般名称となった言葉でしょう。「この猫の名前は何というの?」と訊ねた質問を、従業員は「この動物は何というの?」と取り違えたということでしょうね。

 わたしは時間をおいて、またしても真剣に「日本に連れて帰ろう」と謂った。
 みんな、無理だという。飛行機に持ち込めないから。クアントーンという覚えにくい名の有能なガイドさんは、「冷凍ミンチにしてもって帰る手がありますよ」などというブラック・ジョークを飛ばして笑っているが、かれも相当な猫好きらしい。

 仕方がないので、たくさん写真を撮った。それから、いろんな場所で猫に出会った。また写真を撮った。いつからこんな性になってしまったのだろうか。
 こうして、わたしのルアンプラバンが始まった。


02マミオIMG_0043

  1. 2011/08/29(月) 00:18:29|
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