
25日(日)午後2時より青木遺跡復元設計の打ち合わせを行いました。今年2月ごろから復元設計の計画が始まり、先輩方がおおいにサポートして下さったおかげで図面ももうすぐ完成というところまできました。あとは尺を揃えたり(奈良時代中期の復元なので、1尺=295mm)、枝割(垂木の間隔)を調整したりの細かな作業を残すのみです。打ち合わせをするたび飛び交う建築史用語にわたしは悪戦苦闘で、構造の話になかなかついていけませんが、11月に控えた中間発表では、用語と構造・部材の関係をきっちり理解した上でプレゼンしたいです。
打ち合わせも終わり、ASALABのOB、ヤッサン先輩と竹蔵先輩より届いたお中元ビールで乾杯!!となりました。
箱の中にはヴァイチェン(ドイツ発祥のビール)、ペールエール(イギリス発祥のビール)、サクラビールという3種類の瓶ビールが入っていました。コップに注いでみると、それぞれ色が違っています。サクラビールは大正元年の復刻ビールとのこと。この時代に門司で誕生したのがサクラビールで、九州産最初のラガービールだそうです。また、瓶に貼ってあるラベルは大正時代に使用されていたものを使っていて、レトロな雰囲気を醸し出しています。そしてもう一つ、ヴァイチェンはジャパンアジアビアカップ2011というビール品評会で人気の高い激戦部門、ヴァイスビール部門で最高賞の金賞を受賞したビールだそうです。
ではでは、お味の方は・・・・・。


そしてお酒のお相手は、先生のミャンマー土産です。一つはとても可愛い鞄に入っていた黒砂糖。椰子の汁を煮あげてつくった黒砂糖に、ミャンマー産の胡麻粒をかけて一緒に食べます。胡麻の塩味と砂糖の甘みが微妙なバランス・・・梅を黒砂糖に混ぜた碁石大の品もあります。こちらは胡麻粒が砂糖の中に入っています。みんな酸っぱいと言っていましたが、私は味覚がずれているのか、チョコレートとイチゴの味がして美味しかったです。
もうひとつは、昨夜レポートされていた「食べるお茶」。インレー湖岸の市場で買われたものだそうです。「食べるお茶」というのは初めての感覚で、どんな味がするのかと思い食べてみると、見た目以上に辛い、カラい。出がらしの茶葉ではなく、使用前の茶葉を湿らせて、トウガラシや油などで味付けしたものです。茶葉の苦みベースにトウガラシがプリぴりして・・・辛さが後からじわじわお目見えです。どちらかというと、キムチとか豆板醤のような味ですが、ここでもまぶした胡麻粒が味をコントロールしています。部長さんは結構気に入られていたようで、ビールのつまみに沢山召し上がられていました。
ということで、青木遺跡復元の方は先輩方のおかげで建物の形などほぼ固まってきました。10月2日(日)までに図面の修正を終え、5日(水)の午後2時半から施主さんとのデータうけわたしになるもようです。
まだまだ分からないことだらけですが、建築用語を覚えて、内容についていけるよう、頑張ろうと思います。(ヒノッキー)

↑梅入黒砂糖の製作風景
- 2011/09/27(火) 00:00:55|
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