この週末、生活時間のほぼすべてをかけて、シンポジウム「雲州平田『木綿街道』の町並み保全にむけて-現状と課題-」(仮題)の準備をしていた。昨年末から続けている「木綿街道」の町家と町並みの調査成果報告会を兼ねて、県内外から優秀な研究者・行政担当官を招聘し、2月末にシンポジウムをおこなう予定にしている。
まずは人選。ずいぶん考えたが、招聘者5名が固まったので、それぞれの方にあったり、電話したり、メールしたりの繰り返しで、日程は平成24年2月26日(日)の午後と決まり、シンポジウムの構成もほぼ確定しつつある。シンポ会場は、もちろん石橋酒造。
そして、今日は5時間以上かけて奈良から平田に移動した。夕方7時過ぎにようやく石橋酒造に到着。木綿街道振興会事務局のメンバー、そして調査のため2日前から平田入りしていたタクヲ&アシガルと合流し、シンポの構成を煮詰めていった。すでに、構成の大枠を示すレジメは完成しているが、掲載は控えよう。さらに煮詰まって、派遣申請等の書類処理が終わったら、正式なチラシをアップする予定である。
8時過ぎから夕食。事務局Hさんの手料理はほんとうに美味しい。今夜は鍋だった。地酒もうまい。
そうそう、木綿街道の事務局に地元の若者H君が加わっていた。H君はS根大学の4年生で、都市計画を専攻している。卒論は漠然と平田のことについてやりたいというので、「都市計画道路の拡幅などで撤去される町家の移築計画」に取り組んだらどうか、と提案したら、結構その気になっちゃいまして、ひょっとしたら環境大とのコラボが実現するかもしれない。正直、都市計画の話をすると頼りない感じもあったのだが、話題がサッカーになると俄然目が輝いてきた。いまは休憩中らしいが、中高校時代はストッパーとしてならしたそうだ。好きなセンターバックはピケ(バルサ)。わたしはボランチの選手が最も好きだが、ゲームメークのできるストッパーも大好きで、ひょっとしたら、サッカーでも意気投合するかもしれない。
出会いは大切だね。
- 2011/10/16(日) 23:33:12|
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