ネタらしいネタのない夜ですね。久方ぶりのアドリブでいきましょうか。
日本代表が平壌で北朝鮮に0-1で敗れましたが、これは結構な大事件であります。その試合の前まで、日本はサッカーにおける世界チャンピオンだったことを知っていますか。南アW杯で優勝したスペインが、直後の親善試合で、メッシのアルゼンチンに0-4で大敗した。つまりスペインは王座防衛に失敗し、アルゼンチンが新チャンピオンになったのですが、そのまた直後、メッシ率いるアルゼンチンは東京?で日本にまさかの敗北を喫する。岡崎のゴールを覚えている方も少なくないでしょう。アルゼンチンの防衛は1回にとどまり、この時点で、日本が世界チャンピオンになったわけですが、ザックJAPANはそれから十数試合負け知らず。つまり世界王者を十試合以上防衛したのですが、ついに黒星のつく時がきた。黒星をつけた北朝鮮が、現在の世界チャンプであります。北朝鮮の動向には目が離せませんな。今後、北朝鮮が何度防衛するか。日本がリベンジするか、あるいはまた、北朝鮮を倒したチームを日本がねらい打つか・・・まぁ、どうでもいいか。
本日、関空から北朝鮮、じゃなかった、中国に向かいます。目的はずばりキジル千仏洞。新疆ウイグル自治区のクチャに残る中国最古の石窟寺院をめざす弾丸ツアーでして、いつものように一人旅にする予定だったんですが、「キジル千仏洞に行くんだ」と吹聴した結果、「おれも行きたい、わたしも行きたい」と声をあげる者が4名もあらわれ、うち3名が同行することになりました。計4名という人数はよいね。タクシーも1台で済む。
26歳のとき、新疆ウイグル自治区を訪れた。北京語言学院の修学旅行で、トルファンとウルムチに短期間滞在したのである。あれは7月末のことで、海抜下のトルファンは摂氏47度まで上昇しており、深夜でも熱風が吹いていた。ハミ瓜、スイカ、葡萄の産地として知られ、あの濃厚な味が忘れられない。そしてまた、胡姫たちの末裔というべきウィグル族の美少女たちに驚かされた。修学旅行では、旅費を自己負担し、ウルムチから国境に近いカシュガルをめざす学生もいたが、列車の旅に疲れていた多くの学生は飛行機で北京に帰っていた。わたしもその一人である。
クチャはウルムチとカシュガルのほぼ中間に位置する古城だ。標高1100メートルの砂漠地帯にあって、すでに最低気温は零下になっていると聞く。古代亀茲国の都で、後に漢帝国に征服されて都護府が置かれた。いまも「亀茲楽」というに歌舞が有名らしい。そして、ネット上の紀行文を読むと、「クチャにはウイグル人の中でもとびきりのウイグル美人が多い」とあるぜ・・・一足はやい雪見酒を味わえるかもしれない。

↑これも「猫」ですね・・・お市の方はお元気にされているでしょうか?
- 2011/11/16(水) 01:01:42|
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