ウルムチ散策 出張初日(11月16日)は、午後2時前のCA便で関空を飛び立った。ウルムチのホテルにチェックインしたのは翌17日の午前1時ころ。気温は零下に下がっていて、とても寒かったです。
ウルムチの朝は昨夜にも負けないぐらい寒い寒い。この日はウルムチからクチャへ向かいます。フライトはお昼なので、午前の自由時間を使って、雪の積もったウルムチの街並みを探索しました。ウルムチは新疆ウイグル族自治区の首都にあたる都市です。世界で最も内陸に位置し、晴天が多く雨の少ない内陸性乾燥気候で、夏と冬の気温の差は大きく、11月中旬だというのに平均最低気温は-7℃。どおりで、寒いわけです。現在のウルムチの街には、高いビルが並ぶ所もあれば、下町に屋台が出ていたり、どことなくレトロな感じの雰囲気のあるところもあります。途中、先生がお店を指さし、中国語に関するクイズを出題。
「手机超市」とは何か?
「携帯電話スーパーマーケット」のことだそうです。たしかに、携帯の看板がでている・・・そんなこんなで十字路へたどりつきました。ここを渡るのはスリル満点。信号機の意味があるのかないのか、左折車が止まってくれません。横断歩道で立ち往々です。車と歩行者の距離が近い割にスピードもあり、寿命が縮まる想いを朝っぱらから体験しました。危機を乗り越え、更に進むと、路上で野菜を売っていたり、ナンのような粉物を売っている商売人を発見。
そこから江南庭園風の人民広場へ。雪景色のなか、太極拳のような集団が独楽をまわしていました(↑)。それから、歩いて小腹もそろそろ空いてきたので、行きがけ目に付けていた杭州小篭包店で、ワンタンと小篭包を食べました(↓)。辛いものが好きなので美味しかったです。お腹も満たされた所で、ホテルへ。


チェックアウト後、空港に行く途中にある新疆ウイグル自治区博物館(↑)を半時間だけ見学しました。新疆ウィグル族自治区博物館に入ると、まず荷物チェックがありました。厳しいなと感じつつも、入場料が要らないことに驚きました。1階は新疆歴史文物陳列室と新疆民族風情陳列室に分かれていました。中は床がガラス張りになっている通路がお出迎へ。更に土器?や文字の書かれた物、人形?等が展示してありました。先生とSさんは、本をたくさん買われていました。日本語に訳されている本が多かったみたいです。
空港に着くと、受付を実習生がやっていたのですが、態度が大きい・・・などと言いながらも、チェックを済ませ、時間が空いたのでコーヒーを飲むことにしました。これが高いんですが、ウェットティッシュにもお代金が書いてあります。ウルムチ空港は、ぼったくりだと皆こぼしました。
一休みし、そろそろ時間ということで、荷物検査へ。何を言っているか分からなかったのですが、スーツケースの中身が駄目とのこと。HDDが引っ掛かったみたいです。何が引っ掛かるか分からないので、チェックの時間は緊張しっぱなしでした。時間が迫っていたので搭乗口へ猛ダッシュ。間に合った、と思ったら変更があり、30分ほど遅れの出発とのこと。結果としていうと、1時間遅れでした。これが、昨日の先生のレポートの伏線だったのです(帰りも1時間遅れなら間に合っていましたが・・・)。
飛行機の窓からは冠雪した山々が連なって見えました。とても綺麗でした。1時間余りのフライトでクチャ空港に到着。着くとガイドさんが待っていてくれていました。外にでると暖かい。雪はまったくありません。聞けば、最低気温が5℃近くウルムチより高いそうです。山脈を挟んで南側にあるので、ウルムチとは気候がちがうらしいです。
荷物を車に詰め込み、まずは昼食を食べに行きました。お店の壁には、ウィグル語のメニューが書いてありましたが、全然読めません。でも、この文字の形は好きだな・・・ガイドさんに通訳してもらいながら注文し、山盛りの、野菜などをベースとしたトマトソースの麺。ボリューム満点でした。美味しかったのですが、お腹が赤信号を発し、全部食べきれませんでした。
昼食を済ませ、一路キジル千仏洞へ。車窓に映る天山北路の景色(↓)に感動しました。(ヒノッキー)
- 2011/11/25(金) 12:42:39|
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