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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

第10回「猫」プロ(その2)

蓮佛さん2

 

 12月1日(木)のP2&P4は、1・2年生9名が3班に分かれて活動しました。3班のうち2班が愛猫家のインタビュー、1班は「地域猫」に関する情報収集です。
 わたしたちは八頭町のRBさん宅を訪れ、ご夫妻にインタビューしました。

「猫」プロ 愛猫家インタビュー(2)

 日時: 2011年12月1日(木曜日)15時~
 場所: 八頭町米岡のRBさん宅
 取材対象: RBさんご夫妻   愛猫: ボビー ボー
 取材スタッフ: 福山(インタビュー) 佐藤(ビデオ撮影) 岡田(記録)
           S先生(アドバイザ)
    
ボビーのこと
 今回はカフェ黒田さんの紹介で、先日開催されていた「我が家の宝(ねこバージョン)」に2匹の猫(ボーとボビー)の写真を出品されていたRBさんのお宅で取材させていただきました。
 RBさんご夫妻は、現在2人暮らしで、猫好きの娘さんはカナダに住んでらっしゃいます。「娘がいたら、もっと詳しく猫について話せるに」とおっしゃいながらも、とても丁寧に話してくださいました。
 まず、ご夫妻と猫のボビーとの出会いですが、ボビーは連佛さん宅の近くの河川敷で拾われてきました。3日間ずっと鳴いていたそうです。とても気が強く、動作が犬のようで、喧嘩をすると首輪がなくなってしまうことがあるとおっしゃっていました。あかあさん(奥様)によれば、ボビーが犬のような動作をする原因は、犬を見て育ったからなのではないかとのこと。ボビーは股関節が悪く、小さいころに捨てられ、野良犬を見て育ったのではないかと推測されているようです。ボビーがRBさん宅に来てから6年経ちました。名前の由来はCMに出てくるボビーという芸人さんのように、元気な人になってほしいという願いを込めて「ボビー」と名付けたそうです。おそらくボビー・オロゴンのことではないかと思います。ちなみに、おとうさん(ご主人)はボビーのことを、足元が白いので「ホワイトソックス」と呼んでいます。口元が白いのでマスクみたいだとが、首も白いのでエプロン(まいかけ?)みたいだとか、笑いながら楽しそうに語られます。

ボーのこと
 次にボーについてですが、ボーはRBさん宅で生まれました。5人兄弟だったのですが、ボー以外の4匹は、ボーの母親猫がある日連れて出て行ってしまったそうです。鼻をたらすので、クレヨンしんちゃんに出てくる「ボー」というキャラクターに因んで命名したとのこと。獣医さんは10歳ではないかと言われるそうですが、おかあさんは13歳だとおっしゃっいます。長生きの猫で、神経質だけど、声がきれい、毛並みもきれい・・ですが、鼻水をたらすそうです。ちなみに、おとうさんはボーのことを白黒模様なので「パンダ」と呼ぶそうです。

シャムちゃん
 RBさんご一家は、いままでたくさん猫を飼われてきましが、どの猫も性格が違うそうです。まるで人間のようだとおっしゃっていました。性格は違うといっても、飼われてきた猫たちはみな静かだったそうです。しかしボビーは気が強く、犬のような動作をしていたので、躾けが必要だと判断されました。鳥やハムスターなど、いろいろな動物を飼ってきたそうですが、最終的には猫を飼ってらっしいます。猫を飼うと、「頼りにされている」気になってしまうとおっしゃっていました。
 RBさんが飼われてきた中に「シャムちゃん」という猫がいまして、その猫は、しばしば外から猫を連れて帰ってきました。猫は、捨てられている子猫を自分の子猫と一緒に育てたりするようです。食事も未熟児から優先的に食べ、ほかの兄弟猫が食べようとすると母親が怒るそうです。そして母親は最後の残りを食べると、おかあさんが説明されました。

猫は炬燵で 
 「猫のお気に入りの場所や1日の行動は?」と尋ねたところ、「出入りを自由にしているので外で何しているか分からない」とのこと。ネズミやモグラなどの動物を捕って帰ってきて、蛇、トカゲ、ヤモリは生きたまま家にはなすそうです。蛇を追いかけまわるRBさんを見て、猫は楽しんでいるそうです。家の中では風通しの良いピアノの上と、じゅうたんがお気に入りの場所。お客さんが来ると、喜んで猫自ら出てくるとおっしゃっているのに、この日は、おかあさんが「ボビー、ボービー」と大声で叫んでも全く姿をみせない。しばらくして、なんとまぁ、ボビーは皆が足を入れている炬燵(コタツ)の中から「にゃあ」と鳴いて出てきました。一同、大笑いです。そして、おとうさんはニコニコしながらボビーを抱っこしました。


おとうさんと猫
 おかあさん曰く、おとうさんはボビーのいうことを何でもきくそうで、おかあさんがおとうさんにきつくあたると、ボビーに睨まれるそうです。おとうさんは猫が好きではないそうですが、「もつれてくるだけぇ、仕方ない」と言いながらも、猫好きだということが判明しました。猫好きというよりも、ボビーが好き、ボーが好きという感じだと思います。可愛くて仕方ないみたいです。
 写真は、おとうさんが撮ります。猫はポーズをとるとおっしゃっていました。おかあさんのほうが、黒田さんの姉と同い年で交流があったそうです。「我が家の宝」展の出品の際も、張り切って額縁に入れました。以前、岩号光明さんという動物写真家の作品を倉吉まで見に行かれたそうです。

金魚の餌を狙う猫
 ボビーは金魚の水槽の水を飲みます。水槽の水を飲むのと同時に、浮いている金魚の餌も食べてしまうので、金魚も負けじと餌を奪いに行きます。金魚にしてみれば、自分たちの餌を毎回猫に食べられているわけにはいかないのです。あるとき、金魚の餌を食べにいった猫は、金魚に舌を吸いつかれたそうです。まるでディズニーに出てくる猫のようだったとおっしゃっていました。

チビスケの死
 猫を飼いだしてから20年。ある猫との深い想い出があるようです。その猫は「チビスケ」という名で、娘さんが尼崎から連れて帰ってきた猫です。チビスケは刺身が好きで、おとうさんがよくあげていました。おかあさんはおんぶしたりして、とても可愛がっていたそうです。しかし、ある日、突然いなくなってしまいました。猫は飼い主に死ぬ姿を見せたくないので、チビスケも山に行って死んだのではないかと思っていたところ、2年後に帰ってきました。帰ってきて1年が経過するころ、3日間いなくなり、その後、帰ってきておかあさんの顔を見てすぐに、目の前で息を引き取ったそうです。死ぬ前に、おかあさんの顔をひとめ見たかったのではないかと、目に涙を浮かべながら悲しい想い出を語られました。行方不明だった2年間、もしかしたらチビスケは故郷の尼崎に帰っていたのではないかともおっしゃいました。とても静かな猫だったそうです。猫の思っていることや気持ちは、だいたい分かると言われます。

猫はカスガイ
 猫がいなかったら夫婦の会話がなかったと口を揃えて言われます。普段はお互いに忙しいのですが、猫がいるおかげで「猫は、どうしよる?」などと言って会話を始めるそうです。カナダにいる娘さんからも、猫のことで電話がかかってきたりするようです。これこそが、高田渡さんのいう「猫は鎹(かすがい)」なのだと思いました。ご夫妻は、ずっと仲良く2人で会話をされていました。おかあさんは、今回の取材の依頼があって、猫について調べるのは何故かと考えてらっしゃったみたいです。そして、「人間の生活する環境の中に猫がいるからではないか」と、わたしたちの企画をお見通しでした。なので、猫を通した人間関係について、自ら進んでお話してくださいました。いろいろと考えてくださり、本当にありがたいです。娘さんが飼いだした猫を、今となっては夫婦で育てる。猫は人と人とをつなぐ架け橋なのですね。

 そして、「うちの猫を一言で言えば...」という質問に対して、「かわいい、かなぁ」と笑顔でおっしゃいました。ご夫妻にとって、猫とは、大切な存在であるということが分かりました。そして、ボーやボビー、チビスケなど、猫にとっても、ご夫妻はかけがえのない大切な存在であるということが分かりました。互いに支えあう存在なのです。今回の取材を通して、猫というよりは、人の気持ち、人の心に触れたような感じがしました。見知らぬ私たちを温かく迎えてくださいました連佛さん夫妻に感謝しています。貴重なお時間とお話を、どうもありがとうございました。(建築・環境デザイン学科2年O.S)



蓮佛さん1
 
  1. 2011/12/05(月) 00:01:07|
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