ヒノッキー、卒業論文金賞受賞! 3月5日(月)の建築・環境デザイン学科会議で、今年の卒業研究の受賞作が決まったとの知らせを聞きました。学生数が減っているので、例年とは異なり、論文・制作部門とも2作(金賞・銀賞)のみとなりました。結果は・・・
論文部門の「金賞」!!とのこと。僅差ではなく、得票で圧倒したと聞き、とても嬉しいです!! 先生から呪文のように「ASALABは論文部門で6連覇している」と聞かされており、今年4年は自分一人・・・7連覇に期待がかかっていることを沸々と感じ、この期待に答えられるのか、とてもプレッシャーを感じていました。
卒業論文の題目は、「律令時代の神社遺跡に関する復元研究―出雲市青木遺跡のケーススタディー」です。「遺跡の復元」というのは一度もやったことがなく、未知の世界で、ましてや論文など書ける文章力もなく、取り組み始めは分からないことだらけで戸惑うばかり。自分の勉強不足・知識の乏しさを思い知らされ、研究テーマについていけるか不安で仕方がありませんでした。研究発表・展示とも期限ぎりぎりになってしまい、ドタバタの日々・・・
それが晴れてこのような名誉ある賞に! これも青木遺跡の復元研究でお世話になった、島根県教委のMさん、出雲博のHさんをはじめ、模型制作会社の皆様、そして、優しく厳しく最後の最後までご指導してくださった教授、サポートしてくださった先輩、ゼミ生みなさまのおかげです。自分だけでは賞どころか、作品すら完成できていなかったと思います。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。ASALABの連覇記録を途切れさせず、白帯君、オギンちゃんにバトンタッチできて本当に良かったです。(ヒノッキー)

*論文の概要は以下に掲載されています。左は表紙で、富士屋さんの印刷です。
檜尾 恵「律令時代の神社遺跡に関する復元研究―出雲市青木遺跡のケーススタディー」『平成23年度 鳥取環境大学 大学院 建築・環境デザイン学科 環境デザイン領域 卒業・修了研究成果集』2012:p.24-25

↑ぼやけてますが、クリックすれば、読めるかも??
その一方で、、、 5日は明暗の分かれる一日となりました。
わたしが金賞を受賞することが決定し、タクヲさんにもある朗報がもたらされました。
その一方で、教授は朝から真っ青です。すでに新聞報道されているので、ここに書いても大丈夫だと思いますが、富士屋の旦那の老舗が倒産してしまったのです。2月末日の強制執行ですから、まるでオセロ白帯、じゃなかったオセロ中島のような事件が身近で発生し、5日にその事件を知らされたのでした。
富士屋はASALABの報告書を20冊以上印刷してきたかわら版屋さんで、今まさに『摩尼寺「奥の院」遺跡』報告書の校了直前であったため、先生の頭はパニックに陥り、夜は薬研堀で長々と対策会議がおこなわれたようです。
薬研堀の鮎は、相変わらず美味だったそうですが、どういうわけか、旦那は明るく、教授は真っ暗だったとか・・・
- 2012/03/07(水) 00:23:21|
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