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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

マサラチャイ

 インドから買ってきた上級の紅茶葉はみるみる少なくなっていくが、茶葉がなくなったわけではない。ムンバイのスーパーで仕入れた庶民向けの茶葉はまだ山のようにある。そして、マサラも2箱ある。
 マサラとは何か。ガラムマサラのことであります。では、ガラムマサラとは何か。シナモン、クローブ、ナツメグ、カルダモン、胡椒、クミン、ベイリーフなどの香辛料を磨って調合したミックススパイスです。「ガラム」とは「熱い」という意味。だから、ガラムマサラとは「熱い香辛料」ということでしょうね。インドでは1日5回ほどマサラチャイを飲んでました。
 ここでマサラ・チャイのレシピをお教えしましょうか。

  1)まず鍋の底に少しだけ水を貼って、茶葉を放り込み、そのままぐつぐつ煮る。茶葉は多めにして、濃いぃ濃いぃ茶を煮出します。
  2)適当な、いい加減なところで、牛乳をどばっと注ぐ。まぁ、少なくとも、1リットルパックの半分以上は奉納しましょう。贅を尽くさねばね。ホットミルクのなかで、紅茶のエキスを抽出しているぐらいの感じがいい。それをとろとろ煮込む。とろ火でゆっくり煮込み、ふつふつと緩~く沸騰させ続け、茶葉のエキスが牛乳に出尽くしてしまうぐらいにする。
  3)ここにインド人は、砂糖を大量に放り込みます。あんなにたくさん入れるのは熱帯の茶摘み労働などで失われた水分と栄養分を補給するためです。まともな肉体労働をしない日本人には甘すぎる。小さじ1杯で十分でしょう。まったくのノンシュガーより、ほんの少しだけ砂糖を混ぜるほうが、味に丸みがでます。
  4)そして、最後にガラムマサラを適量ふりかける。これで、完璧なマサラ・チャイの出来上がり。
  5)暖めたミルクポットの口に茶濾しを嵌めて、鍋のチャイを茶葉を濾しながらポットに移しましょう。あとはポットからカップに注ぐだけ。

 香辛料と言えばハーブですが、この週末、ついにハーブの苗を仕入れましたよ。ミント2種、レモンバウム、バジル3苗、フェンネル(茴香)2苗、パセリ、イタリアンパセリの11株を鉢に植えました。
 今年の「茴香」シリーズもお楽しみに!



最近、このアルバム(Take 10)ばかり聴いてます。ポール・デズモンドのアルトもクールですが、ジム・ホールのギターがすごい。ほぼ同時に「スモーキン@ハーフノート(ウェス&ケリー)」も届いたんですが、ウェスのギターはちと耳障りなんだ・・・デズモンドやマリガンやアート・ファーマーのバックを務めるホールは神がかってる。この世のものとは思えません。
  1. 2012/04/10(火) 23:45:30|
  2. 食文化|
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