風景になる役者 笹野高史(1948-)が若いタレントを引き連れぶらぶらする番組をみた。ロケ地はバス停の前。そこで笹野さんはしみじみ呟く。
「バス停で思い出すのは、男はつらいよ、だよな~」
続けておっしゃる。
「山田監督(1931-)に言われたもんだよ。ほら、ごらんなさい。渥美さん(1928-96)
は風景になる役者さんだ。あぁいう役者になってください、って」
「寅さんの風景」というプロジェクトを企画したのは間違いではなかったと思う。バス停といえば、「寅次郎の告白」(1991・鳥取篇)の出会橋以上のシーンはないだろう。寅さん・女将・泉ちゃんの3人は見事な風景になっている。
↑↓ギタリストは痩せてないと駄目ねぇ??
- 2017/08/19(土) 12:39:53|
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