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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

鎌倉探検(1)

 ジョコ対フェデラーのウィンブルドン決勝、畏れ入りました。準決勝のナダル対フェデラー戦はなんとなくフェデラーが勝つ気がして、その通りになり、決勝は微妙だけれども、やはり若い分だけジョコに分があるかな、と思って視ていましたが、まさかあそこまで縺れるとは思いもよらず・・・恥ずかしながら、第5セット10-10あたりで眠りに落ちてしまい、結果は朝になって知った次第です。まさに歴史に残る決勝戦であり、ボルグ対マッケンローの激戦に勝るとも劣らぬ記憶を刻んでくれました。

 さて、全然話は変わります。鳥取の知人から鎌倉に行こうと誘われておりました。鳥取に鎌倉があるなんて知らなかったんですが、店の経営者が本学(公大)の出身者であり、経営の面倒をみているから安くあがる、という有難いお誘いでありました。しかしながら、体力の衰えた今日このごろ、馴染みの店は続々と棚を畳み、弥生町にでかけることもなくなっていて、少々億劫であったのは事実です。そもそも爺二人での鎌倉通いなど品がみっとも恥ずかしく、2週間以上躊躇っていたのですが、ある日、再開したジムで本学出身のエドガー君と再会し、彼と知人も関わりのあることが分かったので、三人で日程を調整し、先週久々の夜遊びをしてきたところです。
 居酒屋で一次会のあと鎌倉に向かいました。店の名は伏せておきますが、不思議なことに、我がボクシング・ジムと同名であります。入口を抜けると、バーテンの如き衣装を纏う細身の若者が2人あらわれ、席に導いてくれました。どうみても大学生なので、質問すると、はいと答える。公大の学生ではありません。

 まもなく、厚化粧の鎌女が3名あらわれ席についてくれました。化粧は厚いが、チラ視で観察するに、やはり大学生としか思えないので、再び質問すると、またはいと答える。左側は土木の4年生、右側は化学の3年生です。「どんな女の娘が好みなんですか?」と一人が問うてくる。打って返しで答えました。

   「アラフォー」

 少々驚いたらしく、困ったような顔に変わりました。

  「だって、そうでしょ。さっきまで3時間以上、君たちと
   同い年の人たちとゼミやってたのよ・・・」

 金髪を巻き毛にして、露出度の高いドレスを身にまとい、ミニスカートの前をハンカチで隠す。全国各地でみてきた風景ではありますが、正直、もうこういうのにクラクラするほど若くはありません。ちなみに、ドレスはセルフで調達するのだそうです。通販で買うと聞いたので調べてみたところ、たしかにアマゾンには2,000円前後でいろんなの売ってますね。


 ソファの対面には店のオーナーが坐り、尊敬の念をいっぱいに示しつつ話しかけてきます。かれは私立大学時代の卒業生であり、中国からの留学生でした。わたしの講義にも出ていたそうです。

  「どうして、国立大学(国大)の学生ばかり集めてるの?」

と問えば、

  「だって、公大では面が割れてるから、やりにくいですよね。
   大学院生みたいな身なりをしていけば、国大ならばれない。
   スカウトしやすいんですよ・・・」

 少し間をおいて、別の店の経営者が姿をあらわし、名刺交換しました。彼もまた公大の卒業生であり、わたしの講義に出ていたと言います。
 左右の鎌女さんたちも積極的に話しかけてくれます。出身地、卒論、就職先、星座など教えてくれました。3年化学は牡牛座、4年土木はみずがめ座だったと記憶します。みずがめ座のエドガー君は年齢が近いからもっと話題を提供して、会話の主役になるだろうと期待していたのですが、静かにしています。

 みずがめ座の鎌女さんは自信をもって言いました。

  「公大の学生もやってますよ、こういうの・・・」

 そうだろうな、とは思いつつ、あまり良い気分にはなれません。そうこうしているうちに一時間が経ち、わたしたちは鎌倉の席を立ちました。

 3次会はPというイニシャルのカラオケ・スナック。知人の馴染みです。矢部美穂のように母娘で経営している店。セット三千円飲み放題の、と鳥取型のお安いお店です。ここでエドガーくんと反省しきり。

  「こっちのほうがずっと落ち着くな・・・」
  「あれなら*+‘J('&のほうがマシかもしれませんね。」

 正直、複雑な心境に陥っていました。楽しかった、というよりも、むしろ神経を使ったし、卒業生の就業状況と大学生のバイトの現実を目の当たりにして、少々悲しい気持ちになったからです。エドガー君は勇気づけてくれました。

  「公大の学生で、あぁいうのやってるのは少ないと思いますよ。」

 そうだといいけど・・・かつて、これに似た経験を2度しています。4年ばかり前、松山二番町の超豪華スナックの個室で接待されたとき、隣に座った和服の女性が愛媛大の3年生でした。地理を専攻し、吹奏楽をやっていると言っていた記憶があります。あの日も3年生対象の講義を終えたばかりで変な気分になったものです。
 さらに数年前、松江の店で島根大の学生と話をしたときには、「大学が夜の接客バイトを禁じたばかりなので、バレたらヤバい」と言っていたのを思い出します。島根がそうなら、鳥取も同じ規制を考えたらどうかな。職業に貴賤なしとはいえ、危険な匂いがプンプンしている。学内ではセクハラを異常に厳しく取り締まっている一方で、バイト先ではセクハラを誘発するような仕事を学生は自由にやっているのです。NGTまがいの騒動がおきないという保証はない。一歩まちがえば、奈落の底に突き落とされかねない。
 
 最後に中国語のお勉強でもしましょうか。【続】

  1. 2019/07/15(月) 17:13:23|
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