今年度をもって退任される中川教授と村嶌副学長の記念講演会が開催された。中川先生の演題は「農業・環境論序説」、村嶌先生の演題は「いなばでの研究の旅 森と環境」であった。お二人とも、環境大学の開学時、いや、それ以前から大学の方向を定める舵取りをなされてきた先達である。昨年の加藤学長、野田副学長、山口教授、田中教授に続き、今年もまた、このような大先輩を失うわけで、まことに淋しい限りである。
お二人の講演のなかで、とくに耳に残ったフレーズを一つずつ紹介しておきたい。
いまや世界は人口を奪い合う時代になっている(村嶌先生)
地方自治体運営のキーワードは、いまや「市場原理」ではなく、
「環境」・「文化」・「農村」であると考える(中川先生)
- 2006/02/07(火) 23:30:31|
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