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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

ジーコの失敗

 ブラジルのGKはジダではなく、マルコスだった。もちろん、だから日本が勝てなかったわけではない。試合の入り方が悪すぎた。ゆったりとしてグラウンドをひろく使うブラジルのペースに誘いこまれ、中田英も福西もアレックスも加治も攻めあがってしまい、網にかかって逆襲速攻。日本のゴール前には2ストッパーしかいない。前半、2失点で済んだのは奇跡というほかない。やはりジーコの用兵と戦略に問題がある。ギリシア戦でうまくいったから、同じメンバー、同じシステムでブラジルに挑むというのは無茶な話だ。ブラジルを相手に、ワンタッチかツータッチでパスをつなぐサッカーが出来れば、日本は世界を制するだろう。そうではなくて、ブラジルにワンタッチかツータッチでパスをつなぐサッカーをやらせないようにしなければならないのに、日本のラインはだらだら間延びして、前線でも中盤でもまったくプレスをかけようとしない。何度も繰り返しになるけれども、コンパクトなゾーンの中で3人がかりのプレスをかけるようなサッカーを90分続けないと、ブラジルやアルゼンチンやオランダには勝てない。
 しかしながら、大黒様には、またしても脱帽。中村も素晴らしかったが、大黒の得点感覚は本物だ。DFラインの裏へすり抜ける動きも絶妙だし、なんと言っても嗅覚がするどい。そして、切り返しの角度が深い。要するに、ボールを奪われにくい懐の深さだ。
 さて、ジーコの選手交替だが、問題は最後の鈴木投入。あの相手、あの時間に鈴木が点をとれると本気で思っているのだろうか。稲本をボランチに入れて、福西をトップに上げ、数分間でもいいからパワープレーを仕掛けるべきではなかったか。
 下は、わたしが予想(希望)するW杯本番の先発メンバー。(大黒)としているのは、大黒を後半の切り札にとっておきたいから。監督は・・・・・・

                     data: 日本2-2ブラジル@コンフェデ杯予選


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  1. 2005/06/23(木) 16:00:43|
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  1. 2005/06/27(月) 21:07:42 |
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