
昨日、「知の財産」報告会が鳥取県庁で開催されました。
その際の発表「市町村合併にともなう文化財の地域問題-鳥取市歴史的建造物のデジタル・マッピングを中心に-」を、浅川先生が留守のため西垣・河田がその代わりを務めさせていただきました。
西垣くんは、この日のために報告会前夜、鳥取に帰ってきてくれ準備を進めてくれました(お疲れさまでした)。
当日は、報告会に参加してくれた北野さんに大学に迎えにきてもらい、県庁まで移動しました。
わたしは今までこのような発表経験がまったくなく、発表前まで会場の雰囲気や報告会の流れなどを想像し、えらく緊張していました。きっと西垣くんもそのような心境だったのではないでしょうか・・・
そんなわたし達を、会場に来てくれていたチョン先生が「大丈夫。」と励ましてくださいました。そこで少し緊張がほぐれたように思います。チョン先生、ありがとうございました。
発表は、前半を西垣くん、後半を河田が発表しました。発表時間は20分間でしたが、2人あわせて20分間でおさまらず、そのせいか来場者の方からの質問がでませんでした。そのため、公聴してくださった方の反応がつかみづらく、わたし達の発表内容がうまく伝わっていたのか気になりました。
一方、チョン先生は発表終了後、あたたかな笑顔で迎えてくださり、その点ではほっとしました。
その後、場所を移し、会場に来てくださった富士印刷の西上さんと北野さん、西垣くん、河田で「知の財産」報告書と池田家墓所の報告書の校正をしました。
今まで「知の財産」報告書に関わっていた西垣・河田ですが、今後は北野さんにバトンタッチして報告書を仕上げていただくことになりました。なにかと忙しくなると思いますが、よろしくお願いいたします。
報告会の公聴に来てくださったチョン先生、北野さん、そして県教育委員会 文化課の松本さん、お忙しい中、足を運んでくださりありがとうございました。 (河田)

4月17日、県からアンケートの結果が送信されてきた。以下が聴講者10名のご意見である。結構厳しいコメントも含まれているが、卒業生2名は重圧によく耐えたと思う。むしろ10名しか集まらない発表会のスケジュールに問題があったのはあきらかであろう。
--------------------------------
・テーマはよいが、説明はいまいち。切り口も①収集なら収集、②分析、分類、価値判断ならそれという整理が欲しい。散漫な感じがした。super mapleとExcelの連携の仕組みは汎用がききそう。
・町村指定文化財に非常に興味深い物件があった。デジタルマッピングは、瞬時に展開でき非常に素晴らしい。三角山神社にぜひ上ってみたい。
・市町村合併に起きる多くの問題の一つとして調査など調整するために時間を要するものもある。問題の早期発見、把握が重要な中、この研究は文化財の分野に関係なく、とても有意義である。
・歴史的建造物の把握は鳥取市をはじめ鳥取県の歴史、文化の面においても重要と思われます。文化財保護と文化財の保護の重要性に対する地域の人々の理解がさらに図れればと思います。
・発表時間の配分として、地域問題が何であるかについての主張が明確でなかった。
- 2006/03/29(水) 20:03:50|
- 講演・研究会|
-
トラックバック:0|
-
コメント:1
さきほど帰国し、いま成田のスターバックスでネットに接続したところです。二人とも大変せわしい時期にどうもありがとうございました。感謝にたえません。また、会場にかけつけてくださったチョン先生、松本さん、北野さん、西上さんにも感謝申し上げます。あとは、わたしと北野さんと西上さんで報告書を仕上げます。多謝!
- 2006/03/30(木) 13:05:44 |
- URL |
- asax #90N4AH2A
- [ 編集]