ドイツがブラジルに敗れた。ドイツは日本よりもはるかにいいサッカーをした。大柄の体格を活かして強烈なプレスをかけ続け、カカやロナウジーニョに仕事をさせない。ただ、今日はアドリアーノがお目覚めでした。日本戦では、前の晩に恋人を呼んだのだろうか、たんなる飲み過ぎなのだろうか、ともかく眠そうで、ジャンキーのような目をしていた。いつものアドリアーノなら、日本戦で2点はとれたはずだ。ブラジルは日本戦から中2日(ドイツは中3日)。みんな疲れている。日本と戦う前から、この試合のことを見据えていたのだろう。できるだけ多くの主力を温存したい。だから、ジダ、ホッキ・ジュニオール、エメルソンらを全休させ、カカとアドリアーノを途中交替させたのだ。主力となるロナウド、ロベカル、カフーに至ってはドイツに招集していない。日本が「大善戦」したというセレソンは、そういうチームだったのである。
加えて邪推するに、ブラジル側はジーコに対する遠慮があったようにも思える。「ジーコにあんまり恥かかしちゃいけないぜ。」パレイラと選手たちの間には、そういう暗黙の了解があったのではないか。そう勘ぐりたくなるほど気の抜けた後半の戦いぶりだった。
コンフェデの優勝は、おそらくアルゼンチンだろう。
data: ドイツ2-3ブラジル@コンフェデ杯準決勝
- 2005/06/26(日) 03:52:43|
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