いよいよ明日から、新しい「鳥取学」の講義が始まる。そのコンセプトは昨日のブログに示したように、「環境と文化の地域学」である。とはいうものの、落ち着かない。今日になって演題変更の報告があったりして、いまだに戸惑いながら、講義資料の最終調整をしている。今回の授業でも「理解度チェック」システムを採用する。講義担当者のスピーチ時間は70分程度で、残りの20分に学生は授業内容に即して示された質問に答え、レポートを提出するという方式である。
ともかく、以下の豪華スタッフをご覧ください。県市の教育委員会、博物館、県史編纂室などの専門家がずらりと顔を揃えています。わたし自身が聞きに行きたくなるような陣容ですね。
なんどやっても、授業は魔物。明日のオリエンテーションが心配で、ともかくドキドキしている。
第1週 4月12日: 浅川 滋男[鳥取環境大学]
「鳥取学オリエンテーション -環境と文化の地域学にむけて」
第2週 4月19日: 川上 靖[鳥取県立博物館]
「鳥取の自然生態学Ⅰ -動物相」
第3週 4月26日: 清末 幸久[鳥取県立博物館]
「鳥取の自然生態学Ⅱ -植物相」
第4週 5月10日: 安藤 重敏[鳥取県立博物館 副館長]
「鳥取の自然生態学Ⅲ -淡水魚類」
第5週 5月17日: 濱田 竜彦[鳥取県教育委員会文化課]
「鳥取の考古学Ⅰ -縄文・弥生時代の暮らしと社会」
第6週 5月24日: 高田 健一[鳥取大学地域学部]
「鳥取の考古学Ⅱ -古墳と地域社会の成立」
第7週 5月 31日: 中原 斉[鳥取県教育委員会文化課]
「鳥取の考古学Ⅲ -古代の役所と寺院」
第8週 6月 7日: 岡村 吉彦[鳥取県史編纂室]
「鳥取の歴史学Ⅰ -中世の因幡・伯耆」
第9週 6月14日: 坂本 敬司[鳥取県史編纂室]
「鳥取の歴史学Ⅱ -鳥取藩と城下町」
第10週 6月21日: 佐々木孝文[鳥取市歴史博物館]
「鳥取の歴史学Ⅲ -モダニズム時代の鳥取」
第11週 6月28日: 福代 宏[鳥取県立博物館]
「鳥取県の祭り・行事」
第12週 7月 5日:眞田 廣幸[倉吉市教育委員会文化財課 ]
「山岳信仰と仏教美術 -浄土へのあこがれ」
第13週 7月12日: 松本 絵理[鳥取県教育委員会文化課]
「歴史的建造物と町並」
第14週 7月19日: 張 漢賢[鳥取環境大学]
「鳥取地域のまちづくり -過疎地の居住問題」
- 2006/04/11(火) 22:17:53|
- 講演・研究会|
-
トラックバック:0|
-
コメント:0