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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

感想「壁の実測 -加藤家住宅の調査」

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 今日、3回目のプロジェクト研究1&3が終わりました。活動内容は家の現状を把握する為に実測をしました。
 私の担当場所は土間の壁でした。始め実測はすぐに終わるものだと思っていましたが、実際にしてみるとなかなか大変でした。実測箇所が予想以上に多く、また、屋根近くの実測は梁などが邪魔で作業がしにくかったです。後半では実測済みの箇所とまだの箇所が入り混じって見落としが発生しました。でも、なんとか全ての実測を終えることができました。
 次回までに今回実測で得たデータをもとにCADで断面図を作るのですが、細かい部分ができるか少し心配です。(P.N 解体屋3/環境デザイン学科2年生)



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 本日てんてこ舞い。このひと言に尽きた。まず、倭文西公民館に寄贈されているというイロリを求めて右往左往。なかなか区長さんが捕まらず、なんとかかんとか来ていただいて、公民館に入ったものの、畳座敷に据えられたイロリは新しいものであり、区長さんの記憶では今の公民館で加藤家のイロリをいただいた記憶がないという。この公民館は昭和40年代にトスクの建物を移築改装したもので、それ以前の公民館は加藤家の近くにあったという。その旧公民館に加藤家のイロリが移設されていたらしいのだが、移転にともない撤去された可能性が高い。
 しかし、古いイロリが新装された可能性もあり、学生たちは必死で平面と断面を実測した。その後、加藤家に戻り、元のイロリ設置場所をみると、あきらかに床板の色が周囲と異なるので、旧イロリの規模を復元できた。公民館のイロリも旧加藤家のイロリも半間四方である。炭ではなく、薪をくべるイロリであったという。

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 加藤家の屋根裏からは、イロリの自在鉤がみつかった。これを土間におろし、きれいに洗った。じつに渋い自在鉤だが、竹の割れなど破損もめだつので、これをそのままイロリ上に据えるのではなく、レプリカを制作することになった。今日はその基礎調査をおこなった。なお、イロリについては、保木本家住宅などに残る類例を参考に復元を試みることにした。
 
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 それから叶の久本木材に移動し、チップにする廃材をみせていただいた。今日みた廃材は最長のものでも86㎝で、半間に満たないので、イロリの框にそのまま加工できるわけではないが、もちろん他の転用は可能であろう。サンプルを数本いただいた。ここまでお付き合いいただいた遠藤さん、佐々木さん、松本さん、倉恒さんに深く感謝申し上げます。

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 毛沢東の命に従い労働するプロレタリーアート。為人民服務!
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  1. 2006/04/27(木) 23:38:53|
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