
今日はとにかく暑かった。午前にもかかわらず道路温度計は気温24℃を示していた。GWにはもってこいのイイ天気である。とは言えプロジェクト研究1&3の調査は続く。
前回、我々イロリ復元班は倭文西公民館に寄贈されているという加藤家のイロリを調査・実測したが、畳座敷に据えられたイロリは新しいものであった。しかし、古いイロリが新装された可能性もあり、我々は必死で平面と断面を実測した。そして本日、自分のほか同デザイン学科2回生のH君、1回生のU君の3人で保木本家住宅のイロリの調査・実測に行った。
保木本家のイロリは旧加藤家のイロリと同様、半間四方であり規模としては良く似ており加藤家のイロリ復元への希望となった。実測は平面図1枚、断面図2枚と自在鍵の立面図1枚の計4箇所を測り、これから復元する加藤家のイロリについて各々思いを馳せた。
帰り、車に乗ろうとドアを開けると車内はサウナ状態。昼を回って気温はさらに上がり道路掲示板は28℃になっていた。ふと思い返すと調査中全く暑さを感じず快適に調査できたのも茅屋根の良き特徴であろう。なお、調査を補助していただいた保木本家の住人、細谷さんに深く感謝申し上げます。(環境デザイン学科2回生Y.O.)


- 2006/05/01(月) 19:25:46|
- 建築|
-
トラックバック:0|
-
コメント:0