
今日は加藤家の床下と小屋組の調査を、3班に分かれて行いました。私たちは床下を調査しました。まずは、畳を上げて板をはがしました。しかし、これが大変。釘は深く埋まっていて、Y先生に教わったとおりに抜こうとしても、なかなか抜けません。ようやくコツをつかんで板をはがして、床下の調査に取り掛かっていると、もう一方の班は悪戦苦闘中でした。なんと、釘の頭が吹っ飛んで、そこから先に手が付けられないのです。「ここは協力するべきだ!」と部長の責任感に火がつきました。まずは、床下にもぐって匍匐前進。現場にたどり着き、上にいるヒラが場所を指示、床下の部長が降り注ぐ埃の中懸命にかなづちを振ります。しかし、とれないのです。何度やっても駄目だったため、隣の板をはがしにかかると、簡単に取れました。ようやく作業を再開し、部長とヒラの二人が床下にもぐり、調査を行いました。見えない埃を大量に吸い込みながら、匍匐前進で全身土まみれになりながら、時には先生方のカメラのフラッシュを浴びながら、何とか調査を終えました。ちなみに、A先生からは、
「もう嫁にはいけないな」
とのコメントを頂きました。来週以降もこの作業をするので、埃対策を万全にして、望みたいと思います。(環境デザイン学科2年部長I.A.&ヒラK.A.でした)

↑根太・大引等の材はすべて新しく、平成11年に差し替えられたものであった。床下は乾燥していて、湿っぽくない。

↑レベル調査 ↓架構調査


↑↓ 自在鉤の部材と麻縄の関係が徐々に復原できてきた。

↓床下の灰床の壁は古瓦を転用するか? 思案中のMr.ブリコラージュ。

↓ 作業着に注目。知る人ぞ知るレア物です!
- 2006/05/18(木) 22:44:58|
- 建築|
-
トラックバック:0|
-
コメント:0