
いままで研究室の椅子に横たわり、ぐうぐう寝ていた。学生たちは拙宅に近いカラオケ店で熱唱し続けているはずだ。自分も参加しようと思っていたのだが、体が言うことを聞かなかった。
今日は「新歓コンパ」。ゼミに入ってきた3年生を歓迎するための宴会である。会場は、そば切り「たかや」。4月6日のブログでお伝えしたとおり、「たかや」は古郡家のJA農業倉庫を改装した蕎麦屋で、木造建築のリニューアル例としては面白く、蕎麦は新潟のへぎそばに似た清涼感のある絶品であり、なんとかこのお店で「新歓コンパ」ができないものかと思っていた。
実際、そうしたい、と学生の前でつぶやいた記憶がある。ところが、問題は営業時間であった。そばきり「たかや」の営業時間は午前11時半~午後3時に限られているのである。ところが、GW前から3年生のtomatoさんが、ひょっとしたら「たかや」でコンパができるかもしれない、と口走るようになった。友人のTさんを介してご主人に重ねて依頼したところ、いちどは断られたにも拘わらず、「たかや」でのコンパは実現にむけて動きはじめた。ひとつのネックはバイトの方が夕方居なくなることだったのだが、これはtomatoさん自身が対応することになり、われわれが中国工業を見学しているころから、tomatoさんは「たかや」の厨房で準備を進めていた。

夕方8時前からコンパはスタートした。前菜となる冷菜各種から始まり、蕎麦を使った冷たいスパゲッティや暖かい蕎麦寿司などを経て、最後には何杯もざる蕎麦のお代わりをした。そして、デザートは「そば饅頭」。教員・学生全員が厨房に入り、蕎麦粉を丸めて餡をくるみ、きな粉をかけて食べた。
たいへん美味しかった。そして、酔っぱらってしまい、研究室で大イビキをかいた次第。
そば切り「たかや」 〒689-1125 鳥取市古郡家105
【旧JA跡_NPOくらしのお手伝いよねさと内】
℡ 057-53-4078
営業時間/午前11時半~午後3時 火曜定休
どうしてカラオケ・ボックスまで移動するか、思案する人びと。

もりそばは抜群の味がした。

厨房での蕎麦だんご作り。
- 2006/05/20(土) 01:33:13|
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