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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

のびたインタビュー(ⅩⅩⅩⅩⅡ)-ヴェルトマイスターシャフト2006

 決勝戦のキックオフまで1時間を切りました。さきほどみていた「ヤベッチFC」では、ヤベッチが1-0でフランスの勝利を予想していましたが、さて運命の女神はどちらにほ微笑むでしょうか。

N: 先生、宿題考えてきてくださいましたか?
A: ・・・ベスト11かいな。
N: そうです。最近ややアクセス数に翳りがみえてきていまして、ちょっと梃子入れしたいんです。
A: まぁ、今回を含めてあと2回でおしまいだからな。ほんとは厭なんだけど、出しましょう。これが、わたしの選ぶヴェルトマイスターシャフト2006のベスト11です。

20060710022857.jpg

N: えっと、システムは4-3-2-1ですね。
A: 違うよ、4-3-1-2です。
N: あれっ、てっきり1トップの陣形だと予想していました。フランス式の4-2-3-1か、イタリア式の4-4-1-1でメンバーを組むんだと思っていたんですが。
A: 今大会の主流はたしかに1トップだが、それだとどうしても守備的すぎて、フォワードの選手を選びにくくなるからね。
N: 簡単に説明していただけますか?
A: GKはブッフォン。ディフェンスは左からザンブロッタ、カンナバロ、アジャラ、ミゲルと並べる。
N: 強力ですね。ドイツのラームを推す声も強いですが・・・
A: 初戦のイメージが強かったんだね。相手がコスタリカだから目立ったけど、たとえばイタリア戦をみてもザンブロッタの圧勝だったでしょ。
N: 続いて中盤をお願いします。
A: 3ボランチにして、左からガットゥーゾ、ヴィエラ、ロシツキーと並べ、トップ下にジダンをおく。
N: これまた強力ですが、ピルロが外れるんですね。
A: ガットゥーゾをピルロに替えてもいいんだけれど、その場合、中盤の守備が弱くなる。スターを並べるのではなく、強いチームにしたいんだな。ロシツキーをピルロに替える手もあるんだが、チェコから一人は入れたかった。
N: フォワードはルーニーとクレスポですか。
A: うん、アンリが次点かな・・・・
N: ドイツとブラジルが一人も含まれていませんね。
A: コンディションが良ければ、前の3人はロナウド、ロナウジーニョ、アドリアーノが独占しただろうけれど、なにぶん不調だった。とてもベスト11には選べない。ドイツもバラックかクローゼあたりが頭に浮かぶが、ベスト11というほどの出来ではなかったね。
N: どうもありがとうございました。スター11人ではなく、強いチームとしての11人ということで納得できますね。ところで、最後に川淵キャプテンと中田英寿選手の問題についてもコメントをいただけないでしょうか?
A: まずジェフ千葉からの損害賠償請求は当然だよね。代表監督の人事を、マスコミの前でぽつりと漏らすんだから。呆けていたんだか、意図的だったんだかは知らないが、サッカー協会の会長としては、失格ですよ。きちんと責任をとってもらいたい。
N: あの一言で、マスコミは一次リーグ大敗の検証よりも、次期代表監督の人事にフォーカスが移りましたね。
A: ジーコの指導のどこが悪かったのか、少しでもよいところはあったのか。ヒディングやリッピとの違いはどこなのか。監督とチームの4年間を丸裸にして、徹底的に自己批判する義務が協会にはある。この分析を急ぎ、成果報告書を公刊してほしい。
N: 協会の自己批判作業をオシム騒動がかき消してしまいました。また、つい最近の報道によると、川淵キャプテンはラジオ番組で、引退する中田英寿が「15年か20年後にサッカー協会の会長になれば最高だ」と述べたといいます。
A: まったくふざけた発言だと思うよ。現在のサッカー協会長が15~20年先の会長候補について言及するなんて、ナンセンスの極みだ。そのころ、いったいだれが人事権や投票権をもっているのか、だれもわからない。権力をもつと、こうして時間を支配したくなるんだ。
N: どういうことですか?
A: 権力者と呼ばれる一群の人びとはさ、よく考えてごらんよ、もう年寄りなんだわ。中田がどうのこうの言う前に自分が引退しなきゃならない年頃なんだ。ところが、組織を意のままに動かして、その将来までも決めてしまおうとするんだよ。まもなく、その人物は居なくなるんだから、その組織の将来は若い人たちが作りあげていけばいいはずなのに、どうしても自分で決めたがる。まわりがどんなに反対しても、組織を改編しようとする。未来という時間帯まで、自分が支配したいんだ。こういう権力志向の人物には、一刻も早く、現役から退いていただきたい。
N: ヒデは、川淵さんとは反対で、あっさりサッカーの未来を捨ててしまいましたね
A: 潔いとか、糞切りがいい、とか賞賛の声が止まないけれども、さて、どうなんだろうね。泥臭さが足りない、というか、あまりにスマートすぎて反感を買っている面も少なくないんじゃないだろうか。
N: 大学に憧れているんじゃないですか? 元宝塚のスターだった天海祐希さんも「大学に行きたかった」とトーク番組で吐露していました。
A: ノビタは大学生活、楽しかったかい?
N: そうですね。できれば、戻りたいです。
A: おれはね、鳥取城の卒業研究で必死になっていたころのノビタが好きだったね。就職してからというもの、去年までのノビタではなくなってしまったような気がしてね・・・・
N: そう言われても仕方ありません。
A: 中田の場合、噂されているのはハーバード大学MBAでしょ。そして実業家に転身。安藤忠雄とニューヨークで空間デザイナーの修業だろ。なんか、おかしくないか?
N: 自分たちとは住んでいる世界が違いますね。
A: でもさ、中田ももとは山梨の田舎もんだぜ。
N: 韮崎高校時代は東大合格間違いなし、と言われたそうです。
A: おれだって、偏差値はそれぐらいあったんだけど、そんなもん、たいしたことないだろ・・・
N: いいえ、とんでもない。恐れおおいです。
A: おれはさ、大学なんてぬるま湯だと思っているんだ。
N: ハーバード大学のMBAは別世界じゃありませんか?
A: たしかにそうかもしれない。しかし、MBAをもたないと実業家にはなれないのかな? あるいは、サッカーをやめないと、空間デザイナーとやらになれないのかな? その空間デザイナーが作る空間はわれわれが取り組んでいる民家の空間にまさるものなのだろうか?
N: そんなこと、中田にはわからないでしょうね。
A: もとは山梨の田舎者なんだよ、中田は。故郷の山や川や民家の風景が体内に刷り込まれているはずだ。間違いないよ。
N: 先生の言われたいことがよくわからないんですが・・・
A: 要するに、中田は背伸びをしているんじゃないか、ということなんだ。ファッション・リーダーだとか、ソーホーのビルの改築だとか、それがほんとうの中田の姿だろうか、疑問に思えてならない。
N: どうしろっとおっしゃるのですか?
A: 燃え尽きてほしい。ペルージャやローマのころの中田は、ヨーロッパで十分通用するサッカー選手だった。それが怪我を境にコンディションを落として、元の状態に戻れなくなっている。今はそういう状態なんだ。しかし、再生できないわけではない。
N: 再生さえすれば、もう一度トップ下で蘇ることができる・・・
A: そうさ、ジダンやチュラムやヴィエラやフィーゴが30歳をすぎても汗にまみれてサッカーをしている。34歳のジダンは、2006年W杯の決勝まで勝ち上がった。
N: 中田は、一年もすれば、サッカーがしたくなるでしょうね。
A: 間違いないよ。そのときは逡巡することなく、サッカーに戻ってきてほしい。背伸びをせずに、泥まみれになって、燃え尽きてほしい。実業家も空間デザイナーも、みんな幻想なんだから。 (続)


  1. 2006/07/10(月) 02:21:11|
  2. サッカー|
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