今月22日の「
のびたインタビュー番外編(Ⅱ)」をご覧いただきたいのだが、先週、数年ぶりに『週間プレイボーイ』を買ってからずっと心にひっかかっていたことがあり、奈良に帰ってきてさっそくワイフに訊ねた。
「エビチャンって、そんなに有名なの?」
ワイフはとてもとても驚いたらしく、
「えっ、エビチャン知らないの?? うちの**ちゃん(次女)が大好きなモデルさんだよ。いま飛ぶ鳥を落とす勢いで、CMにもいっぱい出てるじゃないの!?」
と言われても、さっぱりわからないから、
「CanCamっていう雑誌は?」
「エビチャンが毎月表紙を飾ってる雑誌でね、**ちゃん(次女)が毎号買っているから、部屋にいっぱいあるよ。」
というわけで、さっそく部屋からCanCamを一冊取ってきてもらった。今年の7月号で、表紙には「創刊300号記念感謝号」という横帯がドカンと通り、左からエビちゃん、優ちゃん、もえちゃんの3人がシャンパン・グラスをもってにっこり笑っている。とはいっても、もちろん、わたしはこの3人をまったく認知していない。3人の顔が同じにみえて、区別もできない。まぁ可愛いいことは可愛いんだろうけれど、なんでまた、そんなに売れているのかも理解できない。
「こりゃ、キャバクラのねぇちゃんじゃんか?」
と漏らしたところ、娘は、
「全然違うじゃん、キャバ嬢はJJ Bisとか、もっとギャル系雑誌のファッションだよ」
と言って、部屋から、くだんのJJ Bisをもってきた。なんでこんな雑誌をもっているのだろう。今日もまた昼から甚平を着てスポーツ新聞を読んでいるおやじギャルのくせして、ひょっとしたら、キャバクラでバイトしようという魂胆なのか、と勘ぐりつつ、たしかにJJ Bisに比べればCanCamは大人しくみえるから不思議だ。娘によれば、CanCam系ファッションは女子大生やOLにとってごくノーマルなのだという。
「こういう世代は、とても愛人にできない」
と吐露したら、ワイフはきゃんきゃん笑って、
「向こうが相手しないわよ、相手しないどころか、近寄ってもらえないから」
と言う。まったくその通りだと思う。
ところで、CanCam創刊300号記念感謝号には、サッカー関係の記事が二つ含まれていた。一つはデビッド・ベッカムのインタビュー。クノ・ベッカー主演の映画『GOAL!』に共演した感想を聞いたものだが、ラウール、ベッカム、ジダンがクノ・ベッカーと記念撮影した写真が掲載されている。男のわたしからみれば、ジダンがこの4人のなかで圧倒的にかっこいい。ワイフもジダンが大好きなのだが、写真をみて、ユニフォーム姿のほうがいいと言った。ちなみに、中田英寿もこの映画に協力しているとのこと。もうひとつの記事は、<勝手に創刊!「サッカー・ワールドカップ新聞」>というコーナーで、おもしろいから、見出しだけいくつか抜粋して並べてみよう。
・モテモテ恒サマ(29)は、意外にも、純愛結婚だった!
・マジ!? 日本代表は既婚率超高 独身者数名
・中田英寿(29)がアノ芸人に間違えられた瞬間 フォー!
・中村俊輔(27)がトルシエ前監督から受けた超絶イジメ
おまえはW杯はテレビで見てろ!
等々、ほとんどすべての選手に必ず年齢情報を付与しているところが特徴的である。だからどうだとは言わないけれども。
- 2006/07/28(金) 14:40:27|
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