今日は院生1人、4年生3人、3年生1人の5人で倉吉の白壁土蔵群のすぐ近くにある
打吹アーケード商店街へ調査に向かいました(浅川ゼミとしては珍しく、男子が1名しかいません)。今、卒業研究の基礎調査のために商店街に並ぶ建物一軒一軒をデータベース化する作業をしています。今日は保全度、景観貢献度、建物の用途、建築様式、建築物の外観・形態について調査しました。

倉吉アーケード街に到着し、2組に分かれて調査開始。建物総数の約半分を終えたところで、お昼にになり、近くのお蕎麦屋さんへ行きました。お蕎麦はとってもおいしかったです。食べ終えると、お店の人が今日は暑い中お疲れ様と飴をくださり、その優しさがありがたいものでした。そして、調査再開。アーケード街の北面・南面にある建物、約40棟を調査し終え、そこで先生と落ち合いました。

アーケード街を歩いていると、こんどは高田酒造の奥様に呼び止められました。「お疲れさま」と声をかけられ、お茶とお菓子をご馳走になりました。造酒屋本宅の店内に招かれ、一同驚きました。内部には大きな梁が飛び、天窓から光が差しこんでいます。伝統的な日本建築の室内空間がとてもきれいで心が癒されました。
最後に、「サダルチョーク」という玉川沿いの喫茶店で、調査したすべてのデータをチェックしあいました。とくに「保存度」と「景観貢献度」は個人個人の主観差がどうしても出てしまいます。これを、みんなで議論しながら、先生にチェックしていただきました。
今日は暑く、調査は大変でしたが、商店街の人達の優しさがありがたい一日となりました。(4回生Y.A.卒計担当)
- 2006/08/08(火) 23:38:38|
- 建築|
-
トラックバック:0|
-
コメント:0