倉吉アーケード調査3日目、8月10日の話です。この日は予定していた調査日程の最終日となります。なので、これから盆休み期間に入り、調査の再開は18日になります。
人員は先生を含めて、院生1名、4年生3名、3年生3名の計8名が参加しました。この日の予定は、総仕上げとして連続立面図のデータ取りに当て、①写真撮影、②アーケード街の中で代表的町家の詳細な立面と矩計の実測、③建物の間口幅の実測としていました。
連続立面図は、基本的に写真から書き起こす方法のとるため、写真撮影と間口幅を抑えれば、CADを使い、撮影した写真を調整しながら作図していけるのではなかろうかと、考えて準備しておりましたが、少し浅はかだったようです。先生には、建築を学ぶ者としては、高さが必要だと、また、準備していた方法よりも理解しやすく、効率の良い方法があると指摘されました。やはり、私自身の詰めの甘さが露呈してしまいました。
高田酒造(国有形登録文化財)など3件の詳細な立面と矩計の実測をしています。学生は実測に丸1日を掛け、私に至っては、頭をかきむしりながら矩計に悪戦苦闘していましたが、先生に至っては、アーケード街中の写真を撮り終えてから矩計を実測し始めたにもかかわらず、学生たちより早く書き上げられ、ただただ感服いたしました。
ということでして、調査風景を撮影し損ねてしまいのせる画像がありません。盆明け始めての調査は、腕木の拓本を採取などをする予定です。(とある大学院生)

高田酒造の軒先部分

深谷家住宅の軒先部分
- 2006/08/10(木) 23:40:07|
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写真を一枚つけなさい。ディテールのわかる写真がいいな。今日上がってくるカラーネガのCDRにいっぱい含まれています。
- 2006/08/11(金) 10:12:49 |
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- asax #90N4AH2A
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