今日もとにかく暑かった。昨日は倉吉のアーケード街の調査をし、看板建築について知識を深めた。一日中アーケード街を中心に看板建築の分布を調べた為、その晩は目を閉じれば昼間見た建築たちが走馬灯のようによみがえった。
おかげで今日の実測は眠いの一言だ。

尾崎家の実測は私にとって
今回で3回目となる。相変わらずこの茅葺民家のスケールには驚かされる。最も今日は土蔵や薪小屋などの実測がメインであり、母屋では座敷の展開図の作成をおこなった。
展開図の作成はなかなか面白い。細部を観察し部屋の内部の立面をスケッチしていく展開図は、今までなんとなく雰囲気を楽しむだけであった座敷の造りを事細かく教えてくれる。改めて座敷の素晴らしさを感じさせられた。
それにしても灼熱の土蔵の実測調査や日光降り注ぐ外観調査中に比べ、母屋の座敷では、展開図作成中に全く暑さを感じず、快適に調査できたのも茅屋根の良き特徴であろう。(環境デザイン学科2回生Y.O.=副部長=Mr.エアポート)

↑実測風景 ↓尾崎家には土蔵造の建物は何棟もあるが、「土蔵」と呼ばれているのはこの1棟のみ。オモヤに近いので、家具雑記、布団、タンスなどを納める。
- 2006/08/22(火) 21:01:40|
- 建築|
-
トラックバック:0|
-
コメント:0