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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

雑魚釣りの快楽(Ⅱ)

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 昨夜の大学にて、先生から「行かないか?」と、誘われたのだが、お断りした。けれど、行きたい気持ちを残してはいた。そのまま、下宿に帰るとそこに釣り道具があった。それらは自分のポケットに入れていたために、返しそびれたハリ、ウキ、ハサミなど、釣りには無くてはならい道具ばかりだった。
 これは「もう一度釣りに行け」という教示ではないかと思っていたら、先生からお誘いのメールがあり、ふたつ返事で快諾させていただいた。
 午後4時に先生宅でおちあい、再びS川へ雑魚釣りに出かけた。今日、私の格好は、半ズボンにスポーツサンダルと準備万端。このサンダルはくるぶしも固定するタイプなので、前回のように波に流される心配はない。気合は十分で、釣り場に望む。着くと5時前、時間も惜しいので、手早く仕掛けをつくる。川辺におりると様子が違っていた。水量がさらに少なくなって、副流が干上がりきっており、「ここまで差がでますか」と驚きながら、自然の変容に感心した。
 今日は橋脚周辺に絞って釣りはじめた。幸いにも、餌となるクロカワムシは、大きな石をひっくり返すと3匹ほどいたりしたために困ることはなかった。水面には、魚が飛びはね、おおよそのポイントもつかみ、「こりゃ、釣れば大漁だ」と期待をさせた。けど、それは甘かった。私の竿には、まったくもってアタリがない。まわりには、魚が飛び跳ね、先生は「もう7尾も釣れたぞ」、「こっちにくれば、たくさん釣れる」といわれたが、私は魚がそこにいることはわかっていたので、動かず、ムキになって糸をたらし続けた。だが、アタリがない。そこに追い討ちをかけるかのように、魚は水面を飛び跳ねながら、私に向かってくる。もう魚から嘲笑されているような気にさらされ、ポイントを変えることにした。

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↑今日の成果。シラハエがわかるかな? クロカワムシも2匹いる。 ↓中央がシラハエ(オイカワ)、上下がアブラハエ。
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 その後は、無事に釣り上げて、気分は晴れた。最終的な成果はすべて小ぶりながら、私が7尾、先生は17尾、計24尾(アブラハエ23尾、シラハエ1尾)となった。
 釣った魚は、きちんと持ち帰り、ノビタ記者も招待し、3人でお腹のなかにおさめた。調理方法を広げようと模索しているため、今回はソテーとして、付け合せにエリンギとマッシュルームを添えた。生臭さをとるため、生姜汁と刻みパセリをまぜた白ワインに魚を浸けこんでから、ニンニクの香りづけをして魚を炒めた。泥臭さは微塵もなく、おいしくいただけたが、小骨が少々気になった。(やっちゃん1号)

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  1. 2006/08/25(金) 23:24:45|
  2. 食文化|
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