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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

茅葺き風鉄板葺き屋根の設計活動録(Ⅲ)

 昨日の2号さんに引き続き今日は01号がエスキス案を提示させてもらいます。やっちゃん1号2号さんは軒付部分を担当されていましたが、01号は「棟部分および越屋根」の詳細をやっています。

それで、早速ですが↓がエスキスとなります

棟部分エスキス

 
 プロジェクト研究1・3の成果により、現在、加藤家住宅内には仮組みの囲炉裏があります。その囲炉裏がある部屋の天井部分には煙抜きが存在しているのですが、現段階では、屋根裏部分に上がってきた煙が外へ抜け出すのは難しい状況になっています。そこで、今回のエスキスでは越屋根を含む屋根を考えてみました。この越屋根は以前、先生がお描きになったエスキスを参考にし、自分なりにまとめたものです。01号がイメージした越屋根は、屋根全体に乗る形となっています。しかし、この案だとどうしても棟木部分の束が長くなってしまうので、貫を通して補強材としています。なお、越屋根の葺き材は鉄板であり、その下に防水シートを敷き雨漏り対策としています。


 そしてこれが、上記のエスキスをCAD化した詳細図面です↓

CAD化


(部材の細かな寸法に関してはまだ決定していませんので、これから詰めていきます)

 この他にも、まだまだ案を出していきたいと思います(01号)

  1. 2006/09/05(火) 05:48:36|
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