爽やかな絵はがきを頂戴した。まず、ピンクのマーガレットのような花の写真に目を奪われた。「庭に咲いているシュウメイギクです」というキャプションがついている。さらに、文面に驚いた。ブログの感想がしたためてある。すでに十分天狗になっているわたしが、ますます天狗の鼻を高くして、そのまま天にも駆けあがりたくなるほど嬉しいお便りであった。だから、許可をいただいていないけれども、匿名ということで、勝手ながら、全文転載させていただきます。
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インターネットを彷徨しているうちに浅川研のブログに到達。「やってるな」、と感心したり、面白がったり。学兄の好奇心あふれたヴェトナムの見聞録や弟子諸君の活動ぶりなどなど。
今朝かたは
Larsenの著書を使った講義とのこと。出版当時かなりの冊数を研究所内外にばらまいたのですが、反応が少なく、山片幡桃賞への推薦も特殊分野すぎるとのことで落選、やや失望しましたが、これを読んで嬉しくなりました。「復原」の問題はかつて稲垣さんと話しあったことを思い出します。ベニス憲章のことも世界遺産の登録開始当時いろいろな議論があったのですが。いま修理の方針はどうなっていますかね。
ともあれ、元気そうで、結構、結構です。「いらつくわたしが日本的でないということ」も自覚されているようで、これまた「日本的に」結構結構と言っておきましょう。(「27日午前4時投函」と表面に自筆)
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聡明な読者ならば、お便りの主がだれなのか察しもつくでしょうが、もちろんお名前は伏せておきます。大恩人とだけ申し上げておきましょう。
一つ宝が増えました。ありがとうございました。
- 2006/10/03(火) 21:01:27|
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