梅雨があけて、連休も終わり、猛暑のなか、車を走らせた。河本家の報告書が先週校了したので、今日はあせる必要もない、と出発時間をいつもより2時間遅らせたのが、間違いだった。ひむろ蕎麦に着いたら、17:08。すでに駐車場の入口に縄が垂らされている。蕎麦が売り切れてしまったのだろうか。
そのまま車を走らせ、久しぶりに戸倉峠の流し素麺を食べることにした。例のプラスチック製容器の回転流し素麺である。しかし、今日は素麺ではなく、笹うどんを容器に流し込んだ。笹うどんは道の駅「波賀」でも、ざるうどんにしてくれるのだが、キュウリの千切りをトッピングするところが最悪で、戸倉峠の流し笹うどんに遠く及ばない。そもそも、キュウリは人類の食材ではなく、コオロギやキリギリスの食い物でしかないのだけれども、千歩譲って人類の食材であるとしても、うどんとの相性は決してよくない。だから、ざるうどんの上にキュウリの千切りをのせるのをやめなさい!
それにしても、この流し素麺の容器、ちゃちでしょ。じつに子どもっぽい仕掛けなのだが、否、子どもっぽい仕掛けであるからこそ、たまには食べてみたくなるのです。
それからまた屋外のデッキにでて、今日は「伊和のかき餅」をおやつにしつつ「七色の亜茶」を飲んだ。なんだか知らないが、妙に心が落ち着く。ひぐらしの蝉時雨を聞きながら、目の前に映る夕暮れの山並みをみているだけで、癒されてしまうから不思議だ。

- 2005/07/19(火) 21:14:38|
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