3年後期に
オカノ☆ヤスユキ君と共にプロジェクト研究6/環境デザイン演習4で取り組んだ倭文の旧加藤家住宅の再生計画(浅川研究室HPの「浅川研:1. 中山間地域の活性化と民家集落の再生」を参照)の成果物『GPS&デジカメによる鳥取市の文化財建造物MAP作り -附録 Reversible Rehabilitation: 旧加藤家住宅の再生プロジェクト』を空家を管理されているKさんにお届けした。このため、約8ヶ月ぶりに旧加藤家住宅を訪問したのだが、Kさんによると、家屋の傷みが進んでいるとのことだったので、調査(写真撮影)も兼ねておこなった。旧加藤家住宅は2003年の調査ですでに一部の柱が3度以上傾斜しており、緊急の解体を要するレベルだったので、現状がどうなっているか心配だった。柱の傾斜が進んでいるかは、はっきりとは分からなかったが、シロアリ・雨漏りなど色々問題が生じていた。
旧加藤家住宅は現在、文化財指定はされていないが、文化財的価値が高いので、もとの状態に戻せる Reversible Rehabilitation という再生計画を試みた。Kさんはこのパンフレットにいたく感激され、後日、浅川教授に丁寧なお電話をかけてこられたという。大学や行政が支援するかたちで、旧加藤家の実現がなされることを切に望みます。(ミヤモト★マサタカ)

柱のズレを確認した。
- 2005/07/17(日) 22:07:35|
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