
素屋根は単管の骨組までは、H仮設という会社に外注していたが、トタン屋根下地となる縦桟・横桟の木工事から池田住研が自前でおこなうことになった。これも経費節約のためである。上の写真は二日前で、まだトタンを張っていない。今日は池田住研のメンバー総出!というほどでもないのだろうが、これまでみたこともないほどの数の大工さんがいっせいにトタン葺きの仕事に集中した。おそらく来週の月曜日には、素屋根が完成するだろう。これで、いつ雪が降っても大丈夫だ。

今日のプロジェクト研究で学生たちは、古色塗りを担当した。根継など新材に差し替えた部分に墨の色づけをするのである。これはおもに男子が担当した。

女子たちは蟹汁の準備に没頭。親ガニのみそ汁です。「蟹の達人」(すなわち私)からみると、もっとばりばり豪快に調理すればいいのに、女子たちのさばきは可愛らしく、清潔すぎて、あまりスピード感がない。
あのですね、みなさん。こういうときは豪快に行くのですよ、豪快に。それでね、早めに蟹を水に放り込んで、煮込み時間を長くしないといけません。味噌汁に蟹のエキスがたっぷりたっぷり出るようにするのが最大のコツであります。大根なんか、皮がついてたってかまわないのね。白葱もざっくりざっくりいっちゃうんです。それで、できるだけ長くことこと煮込むと、とんでもない濃厚な味の蟹汁になるんだ。今日のは、ちょっとあっさりしすぎだね。すいません、文句を言って。しかし、わたしは蟹にはうるさい。

でも、今日は初物でした。いつも12月はものすごく親ガニを食べるんだ。紹興酒で蒸すとね、抜群でしてね。その蒸した余りの蟹エキス・スープで雑炊を作ると、ほんと「蟹の固まり」のような味がする。まぁ、青少年たちがこの域に達するには、さらに数十年の歳月が必要でありましょう。
ところで、今日はお馴染みS紙O記者の取材をうけた。なんでも、年末「回顧」の記事にしてくださるそうだ。わたしではなく、加藤家の活動を記事にしてくださるのだという。まことに喜ばしいことではないか。

カニ汁づくり(゜∀゜) 今日のプロ研の「おやつ」は、予想外にカニ汁でした(゜∀゜)。最初からカニ汁の予定だったらしく、鍋やコンロやまな板など全て用意してありました。私が作業すると思って準備していた作業服は今日はお休みです。加藤家に到着するなりA先生が親ガニの入った大きな発泡スチロールを抱えてやってきました(゜∀゜)。カニはリアルに動いていました。大根を短冊切り(?)にし、ねぎをぶつ切りし、さらにカニを解体しました。カニのタマゴとミソと胴体を半分にする作業でしたが、動いていたので最初とても心が痛かったです。ですが、いくつかやってるうちに全然そうでもなくなりました。
ところで、先輩情報によるともう少ししたら道路が凍結するそうです。運転する人は要注意です。前々回までは床板がなかったはずの部屋に今日は床板が貼ってあり、そこで、コンロ2つ並べてカニ鍋をいただきました。業者の方にも暖かいうちに食べてもらえてよかったです。だいぶ好評でした。S先輩はYシャツ一枚だったにもかかわらず寒いと言っていた私にコートを貸してくれました。ありがとうございました! 次回からまた測定など、気を引き締めて頑張りたいと思います。(環境政策学科1年H.Y)

- 2006/12/14(木) 21:44:26|
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