
↑南側から見た尾崎家住宅
今回の補足調査は、主に景観復原CG作成のためのテクスチャー撮影を兼ねた外観の写真撮影と、今までに得た情報の確認作業と聞き取りなどの補足調査をおこないました。今後、今日撮影した現状の写真と、過去の写真を照らし合わせて作業を進めていく予定です。
これまでに滋賀県の「堅田門徒」と関係が深いとされてきたブツマについて、大津市堅田の本福寺御堂(すでに焼失)と京都府の大谷派(東)本願寺御堂の平面形式が似ているということが分かり、これらを参考にしながら痕跡調査をおこない、ブツマが現在の位置へ昭和4年に移築される前は仏壇がどの位置にあったかなどの聞き取り調査をしました。そのほか、聞き取り調査では、尾崎家の11代目12代目の情報や、尾崎家の檀那寺である安楽寺を建てたのは何代目の時かなど細かい確認をしていきました。
本日は朝から雨が降っていたため少し心配していましたが、湯梨浜町に着く頃には雨も上がり晴れ間ものぞく良い天候の中、調査を進めました。また、度々の調査にもご協力して頂いている尾崎家ご夫妻の温かいお心遣いにはいつも励まされ、とても感謝しております。ありがとうございました。 (やっちゃん1号、北からキタノ、ハル)

↑ブツマの仏壇正面写真(親鸞の掛け軸がかけてあった)

↑お昼ご飯をごちそうになりました。とてもおいしかったです。
- 2006/12/22(金) 21:29:14|
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グラビア用の写真は十分撮影してあるのだろうか。F4を使ったスライド・フィルムでの撮影ですが。
- 2006/12/23(土) 02:09:11 |
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- asax #90N4AH2A
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