新年 あけまして おめでとうございます! 今年も ASALAB&LABLOG を なにとぞ よろしくお願い申し上げます。
鳥取環境大学 環境デザイン学科
浅川研究室
平成19年元旦
例年通り、兵庫県社町に住む父母の家に年始に行った。母は家内の病気をずっと案じていたが、83歳という高齢なので、いちども見舞いに行けないことを悔やんでいた。入退院後、家内とはじめての対面になる。家内を連れて玄関に入るなり、母の眼が潤んでいくのがわかった。
天皇杯はつまらない試合だった。つまらないと時間が進まない。長く感じた90分だった。日本のサッカーに不安を覚えてしまう。
一緒に観戦していた兄はわたしにサッカーを教えた張本人であり、兄の息子二人は大学のサッカー部員。「たいぎぃ試合だな」と不満をこぼしながらも話がはずむ。
「いまのレッズはさ、全盛期の
アントラーズとかジュビロには絶対及ばないよね。」
「ほらほら、ボールをもってない選手が全然動いていない。」
「トライアングルが作れないし、2ラインになって中盤ががら空きになってる。」
「阿部がレッズに加わるんだって?」
「正式に決まったの??」
「らしいね。一つのチームに代表選手が集中するのはいいことだよ。昔の
バイエルンとかアヤックスのようなチームを作らないと代表は強くならない!」
「ガンバ攻めてるけど、これ負けパターンの試合だね。」
「たぶん、最後にポチョンとしたシュート入れられてお終いだわ・・・」
そして、わが家は佐保神社に初詣に出かけた。おみくじはわたしも家内も「半吉」であった。「半吉」とは何か。そんな吉凶の目盛りがあったとは?
浅い川も深く渡れという格言があるらしい。我が家のトイレに吊されていた「故事ことわざカレンダー」に含まれている。「ものごとをするときは、ささいなことにも注意して、決して油断してはいけないという戒め」とのこと。「半吉」は転居・転職などの行為を禁じてはいない。ただ、「慎重におこなえ!」と戒めている。要するに、半吉は「浅い川も深く渡れ」ば可という吉祥の目盛りのようである。

帰途、歌姫町の
添御縣坐(そうのみあがたにいます)神社にも詣でた。大晦日9時ころから正月3日の昼まで神前の火を絶やさない
式内社。境内に入っても、火を管理する人以外だれもいない。聞けば、薪はクヌギの木だという。年次交替の神主職にあたる2年前から薪を集める。山持ちならば、クヌギを伐採して乾燥させ、山をもたない村人は山持ちからクヌギを買う。
太くて、乾燥しきったクヌギの木から炎がゆらめく。神聖な年初の火である。
- 2007/01/01(月) 00:00:01|
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