
鳥取県が主催する2006年度「課題対応スキル向上事業」として、「考古遺跡発掘調査担当職員に対する古建築講座」がおこなわれ、その講師を担当する。この講座の研修目的は、「遺跡から出土する建築部材や焼失住居等の調査に必要な建築学的知識を習得し、研究成果を高めるための能力を養うこと」である。鳥取県では、弥生~古墳時代集落の発掘調査で毎年数棟の
焼失竪穴住居跡が出土しており、その総数は200棟を超えている。焼失竪穴住居跡は内部に炭化した部材を数多く残しており、住居の上屋(うわや)構造を実証的に復元できる有力な媒体である。研修では、まずわたしが焼失竪穴住居跡の遺構解釈と復元の基本についてミニ・レクチュアをおこない、これをうけて参加者に遺構と土層から推定される竪穴住居の上屋構造を1/20スケールの模型でグループ制作していただく。研修対象者は「県、市町村及び財団法人等の発掘調査担当職員」(約20名)である。
会場・日程等は以下に示すとおり。
1. 講 師 浅川 滋男 鳥取環境大学教授(建築史)
2. 開催日時 平成19年2月5日(月)午前10時30分~午後3時
3. 会 場 妻木晩田遺跡事務所体験学習室
4. 内 容
(1)講義: 遺跡調査に必要な古建築学の基礎的知識と焼失住居調査例の検討
(2)演習: 県内における焼失竪穴住居の復原模型のグループ制作
担当部局・課名
鳥取県教育委員会文化課遺跡調査整備室
妻木晩田遺跡事務所(鳥取県埋蔵文化財センター)
担当: 中森・濱田 0857-26-7932
↑琴浦町梅田萱峯遺跡の焼失住居跡[2005]
- 2007/01/14(日) 00:39:44|
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基本中の基本。基準が厳しくなり、何年かぶりに購入しました。この一冊でかなり勉強できます。試験用としては、充分だと思います。実務では物足りないかも・・毎年購入しているのがこれです。建築士の受験時から十数年これ一本です。他の出版社にかえるとチョイと違和感があ
- 2007/08/11(土) 12:52:14 |
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ガウディ満載ガウディが丸ゴト詰まった本です。買って正解でした♪表題の通りガウディが知りたい人にはもってこいの本です。さすがガウディ。作品集から自伝までありとあらゆる本が出ていますね。一件雑誌のようなこの本。なんとなくガウディを知っていて、今更本を買
- 2007/08/11(土) 20:13:18 |
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わざわざインデックスを取り寄せるのが面倒やっぱりこれが使いやすい発送が早い法令集にしては珍しいこのB5サイズ、持ち歩きには便利なサイズだけど、いまいち手に馴染みがなくてページを開き難い、、、。けど、条文に間に書かれた関連条文とページの欄が「そうそうこれこれ
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- 2007/08/13(月) 00:32:41 |
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