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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

杉苔のはなし

ご存知の方もおられるかと思いますが「杉苔(スギゴケ)」という植物があります。日本庭園でもよく使われる、スギの若苗のような形をした苔です。
 さて、この杉苔ですが、現在、完成を間近に控えた茶室(盃彩亭)周辺にあるものです。この杉苔はつい先日この場所に移植したばかりのものなのです。すでにブログで紹介もされていますが、今月、24日に研究室の学生五名と浅川先生とで、市内倭文(しとり)の旧加藤家住宅に植栽の移植作業をお手伝いに行きました。移植に伴い庭の一部の地面を掘る際、既に生えていた杉苔を削り取ることとなりました。旧加藤家では、この杉苔が表の庭を埋めるように生えており、庭全体の雰囲気をつくりあげています。しかし、最近は天候が悪いせいか、近接する山で行われている道路工事に伴う影響なのか元気を無くしているようにも思えます。
 その日、削り取らなくてはならなかった部分の杉苔は、その中でも活き活きとした杉苔の残っている場所だったため、このまま削り取るのもしのびなく、よろしければわけて頂けないでしょうかとお聞きしたところ、管理をされているKさんより、快く譲り受けることができました。今思うと、突然のお願いに少し欲張りすぎたかとも思いますが、そんななか、貴重な杉苔を譲ってくださったKさんには一同、本当に感謝しています。
 さて、茶室では、1・2年の学生が、プロジェクト研究「ダンボール大作戦」に関連して、構造実験の講義で使用され廃棄予定であったコンクリートの試験体を用いて「蹲踞(つくばい)」を制作し茶室に置いてくれていたため、その周囲に今回頂いた杉苔を移植することとなりました。杉苔を貼るには、排水の良好な砂質の土がよいと聞き、近くの川に砂を拝借しに出かけ、茶室周辺の土と混ぜて使用しています。頂いた杉苔を移植・定着させる作業は、茶室を建設中だった学生にも手伝ってもらいながら蜩(ヒグラシ)が鳴く山中、スコップを片手におこないました。欲を言えば、この杉苔が茶室周辺に広がっていけばいいのですが、これから水遣りをしながら、じっくりとその成長を見守っていければと思います。[ぴえーる]
sigigoke.jpg



sigigoke1.jpg

  1. 2005/07/29(金) 18:26:25|
  2. リサイクル|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:2
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コメント

あああああ

苔可愛いですよね
わたしは、飼っていて、三月ぐらいから飼ってまだからしてません^^
また情報があったら、おしえてください
  1. 2010/04/18(日) 22:13:32 |
  2. URL |
  3. こけ #-
  4. [ 編集]

5年も前の記事にコメントありがとうございます。
こんど茶室の杉苔をみてきます。
  1. 2010/04/19(月) 00:58:58 |
  2. URL |
  3. asax #90N4AH2A
  4. [ 編集]

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