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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

妻木晩田SI-23復元をめぐる問答

ムッシュ・ピエール

> 先日は「なまずを囲む会」楽しませていただきました。
> 前回の打ち合わせ以降、模型の修正にあまり時間がとれず
> 今週は遅れを取り戻そうと思っています。

   もう日程的には限界に近いところまで来ています。
   急がないといけない。いくら仕事をたくさん抱えているとはいえ、
   一つひとつの仕事を大切にして、〆切を守らないと、信頼ある
   業者とみなしてもらえませんよ。これは君に対して、というよりも、
   君の会社に対しての警告なんだがね・・・

> そこで、基礎的なことかもしれませんがご質問があります。
> 現在、梁(桁)上に出桁を組む方法で修正を進めています(SI-23)。
> 添付している画像1~3は、短軸にのみ出桁を組んだものです。
> また、画像4~5は短軸、長軸ともに出桁を組んだ場合の垂木尻の様子です。
> 垂木尻の位置としては後者のほうが良いようにも思われますが、
> いくつか図面を見たところ、短軸・長軸ともに出桁を組んだものは
> ないようです。この場合隅サスも納まりにくいようですが、
> 出桁の組み方としてはどちらが妥当でしょうか。
> ご教示ください。

   この模型写真をみるだけでは、どちらが良いとも言えないね。
   部材寸法も継手仕口もあいまいなままだから、
   どちらをとるべきか判断しかねる。
   だから、両案の寸法と細部を定めてCADで図面をおこして
   みるしかないんじゃないだろうか。そのうえで、もういちど
   模型を作るのが最善です。

> 追伸
> 奥様の入院、うちの母親も心配しておりました。
> その後のご経過はいかがでしょうか。
> お見舞い申しあげます。
> 早く退院されることお祈りしております。
> また、先生もくれぐれもご自愛のほど
> お祈り申し上げます。

   ご心配、恐縮です。彼女はずいぶんよくなりました。
   脳のほうは順調だと思うんですが、右手が不自由で、とくに肩にかるい脱臼の
   症状がみとめられ、これをリハビリで治していかなきゃなりません。
   彼女は、病院にいくと、いつもあかるく振る舞ってくれます。
   家に帰ると残りの家族はばらばらなのに、彼女の元ではみんなが一つになれる。
   「母」の存在とはすごいものだ。
   女性の「母性」は偉大だ(なんて書くと、フェミニストから攻撃されるけど)。
   正直、わたしのほうが精神的にまいっていたんですが、
   やけくそで2台めのギターを買ったら、すこしウサが晴れました。
   そういえば、宮本がふらりと加藤家にあらわれたらしい。
   「倭文日誌」をみてください。   
                              草々



1.jpg

2.jpg

3.jpg

リフォーム案-CG

5.jpg

↑いずれの画像もクリックすると拡大表示されます。


  1. 2007/02/20(火) 02:13:26|
  2. 史跡|
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