
鳥取県埋蔵文化財センターから『「楼観」再考 -青谷上寺地のながい柱材をめぐって-』が刊行された。
本書は、昨年11月18日に青谷総合支所で催された同名の
特別講演会の記録に浅川教授が大きく加筆・修正されたものである。A4版全27頁カラー刷りのあか抜けた紙面デザインで、なんと
1冊410円という安価で頒布されることになった。以下に、全体の構成を示す。(某大学院生)
1.口絵・例言 p.1-2
2.講演(浅川滋男/鳥取環境大学教授) p.3-22
建築部材データベースのネット上公開
データベース閲覧のデモンストレーション
青谷上寺地の部材と妻木晩田の復元建物
細くて長い柱材の発見
淀江の土器絵画と茶畑第1遺跡の遺構
長い柱をもつ「楼観」の復元
倭人伝にみる建築表現
「屋室」とは何か
「邸閣」とは何か
「宮室」とは何か
「楼観」とは何か
戦国時代から漢代の高層建築
吉野ヶ里と唐古・鍵の復元をめぐって
新しい文化複合の一部として
建築「文法」の復元をめざして
3.質疑応答 p.23-24
4.参考文献/挿図出典 p.25
5.付図 「楼観」復元図 p.26-27
(作図:鳥取環境大学浅川研究室・岡野泰之)
問い合わせ先 鳥取県埋蔵文化財センター 〒680-0801 鳥取市国府町宮下1260
℡0857-27-6711
同センター秋里分室
〒680-0902 鳥取市秋里390
℡0857-25-5650
e-mail:maibuncenter@pref.tottori.jp
- 2007/04/14(土) 02:49:05|
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