
『2008 大学案内』が完成しました。
じつは、わたくし、昨年度、広報委員を務めておりまして、この冊子の編集に関与いたしました。いや、委員会では激論の連続でしてね。いまや私学にとって広報は命ですから、どの先生も死にものぐるいで自分の学科をアピールしようとするわけです・・・(あまりにシビアな委員会なので、わたしは1年で委員を辞めてしまいました)。
しかし、こうして新しい『大学案内』を手にすると、激論の甲斐あり、なかなかあか抜けたデザインになっていますね。ここ2~3年の『大学案内』はもうひとつ冴えなかったので、それがひょとしたら、学生確保に影響していたのかもしれません。
いよいよ捲土重来だ!
さて、新しい『大学案内』では、わが研究室関係の記事が3ヶ所出ています。ざっと紹介しておきましょう。

↑環境デザイン学科の見開き扉のページ(p.20)。この人のペンネームが何なのか、このブログの読者ならわかるでしょう? そもそも、なんでエアポートというのか、と言いますと、国道9号線沿いの鳥取空港の近くに・・・やめとこ・・・彼女に叱られちゃう??

↑環境デザイン学科の「こんな講義がおもしろい」のコーナー(p.21)。わたしの講義が「おもしろい」はずはないんですがね・・・わたしの講義がおもしろいって言える学生はそうとう頭がよいはずです?? まぁ、要するに「材料のオーセンティシティ」の問題なんです。哲学における同一性命題としての「テセウスの船」は、モニュメントの保全における「オーセンティシティの維持」の問題と変わらないのですよ・・・この人が研究室最強の「片付け魔」(別名「ブリコラの達人」)。潔癖性で早起きで、まぁ、わたしの天敵ですな。ベトナム行って、吐きそうになったんだから、かれは・・・わたしゃ、東南アジアをうろついてるときが一番楽しい人類だもんね。

↑環境デザイン学科の「2005年度卒業研究」のコーナー(p.24)。尾崎家住宅の保全再生計画<Join Hand>で制作部門の最優秀賞を受賞した社長の作品。「社長」がペンネームだった男ですよ。いまは出雲で働いてます。おいおい、待っておくんなさいよ。職場の名前が間違っているじゃないの? 最終校正でちゃんと指示したのに、駄目じゃないですか、入試広報課の高橋さん(実名!)! 正しい名称は「馬庭建築設計事務所」です。
- 2007/05/16(水) 01:15:18|
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