
いつものことなんだが、昨夜はまたしても不覚ッ!
最終のスーパーはくとに乗っていて、郡家(こうげ)駅を乗り過ごしてしまった。これまでも、鳥取どころか、気がついたら倉吉という前科が何度もあるから、あぁまたか、と言えばまたなんだけれども、昨夜は今日の新「環境デザイン論」の資料作成&コピーがまだだったものだから、少しあせってしまった・・・
わたしは列車が郡家駅に着く前から降車の準備をしていた。いつもは爆睡して、大鼾をかき(とある女子学生が呆れていた)、寝過ごしてしまうんだけど、ちゃんと目が覚めていたんです。にも拘わらず、列車が停止しても席を動かず、何かを考えていた。いったいわたしは何を考えていたのだろう?
・・・たぶんコンピュータのことだった。研究室に新しいコンピューターが近々入るはずだから、田園町の宿舎にどのコンピューターをもっていくべきか、そういえば、加藤家のホームページ用に買ったデスクトップはどこに置いてあるのか、なんて考えていたら、列車は動きだし、まもなく携帯がマナーモードの振動を伝えてきた。車で迎えにきてくれた院生からの電話である・・・・

鳥取駅について、車を待つあいだ、コンビニに入った。そこに、渋いリクルート・スーツを身に纏う女性を発見。どこかでみた髪形だなと思って、正面にまわったら、はるのさんでありました。うちのゼミの4年生のはるのさんです。
聞けば、就活終了後、姫路から同じ列車に乗り込んだらしい。で、列車が4分遅れたものだから、津ノ井方面に向かう各駅停車の鈍行に乗り遅れたんだという。この10時16分発の列車が鳥取の県庁所在地における「最終」の列車だという情報を知り、わたしは驚きを禁じ得なかった。最終列車に乗り遅れた彼女は、タクシー代を払うよりも、
漫画ネット喫茶で一夜をすごすほうが安価であると判断しつつあった・・・のですが・・・そこで、わたしに出くわしてしまった。
というわけで、赤い血で結ばれている二人だと確信した次第ですが、今朝、モーニングコールはなかったね。結局、院生の運転する車でサンデーズサンに行って軽食をとり、わたしは田園町からマイカーで、はるのさんは院生の車で大学に戻ったのでありました。

今朝はワイフからの電話でめざめ、遅刻することなく、新しい「環境デザイン論」の講義に臨んだ。話が少し長くなってしまいまして、75分ぐらいしゃべってしまったんですが、来年は河本家と尾崎家の部分を割愛したほうが良いように思いましたね。なぜかというと、両家は「学生によるセルフビルド&ゼロエミッション」というテーマとは関係していなから。
レポートを読む限り、学生たちの反応はまぁまぁだったんじゃないだろうか。ともかく、自分たちの先輩がいかに偉大な仕事を成し遂げてくれたかを少しでも知って欲しかった。その点では、講義内容を変えたのは正解だったと思う。
そのあと、よせばいいのに、佐治の笹尾神社薬師堂(市指定文化財)の修理現場まで行ってトンボ帰り。やはりちゃんとした調査をしていないから、修復方針が非常にあいまいで危険だと感じた。もっとも、現場にいたのは、わずか20分足らずだったんだけど。少しテコ入れする必要があるかもしれない。
- 2007/05/23(水) 15:32:54|
- 研究室|
-
トラックバック:0|
-
コメント:0