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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

1230マニダル01デブ墓02 1230マニダル01デブ墓01



マニダルと精進料理

 12月30日(木)。数年ぶりに先代の愛猫デブの墓上に飾るマニダル(五色旗)を新品に替えました。新品と言っても、数年前にブータンで買って引き出しの中で眠っていたものですが。マニダルには風を感じますね。風は体内の負の部分を外に掃き出してくれるのだとかつでブータンで教えられました。デブが亡くなってからまもなく9年になります・・・心のなかではまだ生きていますが。生まれ変わりのサツキもずいぶん大人になりました。悪戯も少なくなりましたが、悪さしているころが懐かしいですね。


一如庵10


 午後から、恒例の年越し蕎麦。今年もまた宇陀の「一如庵」で豪華なセットをいただきました。一説に、宇陀は奈良でいちばん寒い場所だと言います。雪こそなかったものの、冷たい風に震えましたね(↑)。家内は、鳥が飛んでこないことを残念がってました。料理の方は、昨年と同じセットなんですが、中身は結構変わってましたね。昨年は一眼レフで必死に撮影しましたが、今年はスマホ撮りであり、詳報は荷が重く、解説はまた別の機会にとっておきます。

《関係サイト》
天国への階段(ⅩⅡ)-訃報
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-280.html
天国への階段(ⅩⅢ)-葬儀
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-281.html
天国への階段(ⅩⅣ)-埋葬
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-282.html
一如庵の年越し
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2339.html
中国道蕎麦競べ(10)宇陀「一如庵」
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2283.html


一如庵01総菜01 一如庵02ざる01

  1. 2021/12/30(木) 23:57:09|
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ブータン 山の教室




 バンコクの時事通信によると、アウンサン・スーチー女史が国軍政府特別法廷より、禁固4年の有罪判決を申し渡された。判決直後、国軍の総司令官は恩赦を与え、禁錮2年に減刑された。特別法廷は、スーチー氏がクーデターで権力を握った国軍の政権ではなく、国軍と対立する民主派が樹立を宣言した政権を承認するよう国際社会に呼び掛け、社会不安をあおる行為を禁じた刑法に違反したと判断。また、新型コロナウイルス対策を怠ったとして、自然災害管理法違反でも有罪と認定した。刑務所には送らず、軟禁状態が続くとみられる。恩赦が与えられたとはいえ、スーチー氏は10件以上の罪で訴追されており、刑期が長期に及ぶ可能性が高い。他人事とは思えない権力の暴挙である。
 この秋から菅原遺跡の記者発表等で多忙な日々を送っていたが、不可思議な行為が頻発し、少々くたびれている。それも少し落ち着いてきたので、明るい未来を感じさせる報せをお届けしよう。





 いま3年次以上の学生を対象に講じている「歴史遺産保全論」の最終講義用に予約注文していた映画『ブータン-山の教室』のDVDが届いた。さっそく視聴した。はやく彼の地に戻りたいと思った。問題はオミクロン株である。昨年のように、年末から年度末にかけて感染が蔓延することになれば、受講生に視せることができないので、年内のスケジュールと入れ替えることにした。最終講義で動画を視てもらうのは、前期の2講義で「カールさんとティーナさんの古民家村便り」が奏功したことに味をしめたからである。多くの学生が感動してくれて、なかには「人生観が変わった」とまで言い切る学生がいた。「ブータン 山の教室」にも、そうした影響力があると確信しての教材活用である。日程・会場は以下のとおり。

12月23日(木)3限~ @本学13講義室

 もちろん教材として授業で視聴するものであり、学外者等には公開しないが、ゼミの関係者にはぜひ視聴し、卒論等に反映してほしいと思っている。なお、この映画の上映時間は110分だが、講義時間にあわせて90分に短縮してお視せする。前半の村に向かう行程が長すぎるので、その部分を20分ばかりカットする予定である。




  1. 2021/12/07(火) 02:24:20|
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終わりの季節

 コロナがおさまった10~11月がフィールドワークの勝負だと思っています。新政権の選挙前倒しに予定変更を強いられていますが、予定をメモしておきます。

0.大杉ツアー
10/19(火) カールさんとティーナさん(冬春)
10/26(火) 大杉バスツアー

1.北陸行
10/29(金) 鳥取→佛師園本部(石川本部) 金沢泊
10/30(土) 金沢→上越  上越泊
10/31(日) 十日町市    上越泊
11/01(月) 上越→(上田)→駒ヶ根泊
11/02(火) 駒ヶ根→鳥取

2.そばゼミ(1)
11/04(木) 講義→摩尼寺門前

3.奈良行・記者発表
11/05(金) 鳥取→堺(土塔) 奈良泊
11/06(土) 法隆寺・栄山寺  奈良泊
11/07(日) 興福寺・頭塔・東大寺  奈良泊
11/08(月) 11時記者発表

4.そばゼミ(2)
11/11(木) 講義→みちくさの駅




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  1. 2021/10/07(木) 18:29:39|
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無花果

無花果04皿



 駐車場と庭の境の端に広葉樹が育ち始めた。小さいものだと抜いてしまうのだが、抜くには惜しい大きさまで成長している。しばらく前から可愛げな実を結んでいて、いまや数十の実を確認できる。バスケットボールを極小にしたような果実であり、これはいったい何だろう・・・ひょっとしたらクワの実ではないか、と妄想を膨らませていた。 
 

無花果03 無花果02sam    















 しばらくすると、その実はさほど成長しないまま赤く熟してきた。しばし考えて、ひらめいた。無花果ではないか。土地が痩せていて成長がよくないけれども、これはどうみても無花果だ。そう言って家内にみせたのだが、無花果好きの家内は訝し気にその実を眺め、無花果じゃないよ、と言った。



 赤くなった実を二つ家にもって返って割ってみた(いちばん上の写真)。無花果の断面をしている。いやがる家内に食べてもらった。美味しくない、と言う。しかし、夕方帰宅した息子にその実をみせると、「ほんと、無花果だ、これ」と彼は述べた。無花果であることは間違いないと思う。家の庭にできる果実やハーブや野草(ドクダミなど)、野菜などを調理したり、加工したりして食用・飲用にすることに無類の幸福を感じている。この無味乾燥な小粒の無花果をジャムにできないものか。この樹の近くに地植えした金柑(↓)も実をつけていて、今年もまたジャムにする。シロップとワインで煮込んだら無花果だっていけるんじゃないか。


無花果01 キンカン



 退職したら農業をやろう、などとい気力はまったくないけれども、家のまわりの緑地を利用した菜園の収穫物が今の私にとっては至上の嗜好品である。それはガーデニングとはちょっとちがうと思っている。アグリカルチュアではもちろんなくて、ホーティカルチュアの類なんだな。日本語では園芸と訳されることが多いけれども、むしろ園耕という訳語がふさわしいかもしれない。
 じつは3日ばかり前、東北から「くわ茶」の茶葉が届いた。予想をはるかに超えて美味の茶であり、毎日昼下がりに飲んでいる。なによりあざやかな緑色の茶水に驚かされる。くせのない味で、ノンカフェインでもある。ネットで検索してみると、桑の実はマルベリーと呼ばれていて、ブラックベリーに近い形状をしている。無花果とは縁遠い果実であることを知って少々残念だったのだが、逆に無花果を検索してみると、「クワ科イチジク属の落葉高木」と記されており、桑と無花果が無縁でないことを知った。なんとなく嬉しくなった。


桑茶


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  1. 2021/09/10(金) 23:51:56|
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500マイル

 わたしにとって最初の「500マイル」はブラザース・フォアだった。小学生のころ、兄のLPで聴いた。ものすごく良い曲だと思った。これこそがフォークです。その後、PPMやジョーン・バエズや坂庭省悟などの歌う「500マイル」を聴いて、どれもこれも素晴らしいと思っていたのだが、まさか石原裕次郎まで歌っているとは。1966年の録音です。裕次郎の「500マイル」は英語の歌詞だけでなく、日本語の訳詞も含んでいる。幽かな記憶ではあるけれども、「500マイル」の和訳詞には、中川イサトと忌野清志郎のものがあって、坂庭は前者、松たかこは後者の詞だったはずだ。
 裕次郎の「500マイル」はだれが訳したものだろうか。とてもシンプルでこなれた歌詞になっている。アレンジもいいね。ギターはアコギではなく、ナイロン弦のガットギターだと思われるが、エンディングをブルースっぽくしているところがおもしろい。


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  1. 2021/05/03(月) 01:30:30|
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